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【図6】あなたは、ふだん夜何時ごろ寝ていますか。
日本人の生活は、年々夜型になっているといわれるが、それは子どもの生活でも同様であることが数字となって現れた。平均就寝時間は21時54分で、これは2015年の調査 の結果とほとんど変化はない。しかし、22時までに就寝する子どもの割合を過去の調査と比較したところ、2010年が88.8% 、2013年 が71.9%だったのに対し、2016年は67.9%と割合が減っていることから、夜型が年々進んでいる実態が浮かび上がった。また本年の調査では、23時30分以降に寝ると答えた子どもが8.8%、つまり約100人も存在していた。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」※1では、10代前半の子どもが健康を維持するために必要な睡眠時間を8時間以上としており、登校時間を考えると、これらの子どもが寝不足なのは明らかだ。子どもの睡眠問題は深刻度を増していると言わざるをえない。なお、22時以降起きている子どもがなにをして過ごしているかについては、「午後10時から寝るまでの過ごし方」の項をご参照いただきたい。