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小学生白書Web版 2013年3月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活に関する調査」

就寝時刻
★低学年でも約2割が11時以降に就寝

【図A-4】寝る時刻(男子)

図

【図A-5】寝る時刻(女子)

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「寝る子は育つ」という言葉があるように、十分な睡眠が子ども達の成長に欠かせないことはさまざまなところで指摘されている通りである。それでは、現代の小学生は何時頃に眠りについているのだろうか。

「あなたはふだん、夜は何時ごろ寝ますか」という質問項目の回答をみてみよう(図A-4、図A-5参照)。小学生全体では、9時より前に寝ている子どもが5%、9時台は35%、10時台は30%、11時以降が30%という結果となった。学年ごとにみてみると、男女ともに9時よりも前に寝る子どもは、1年生では2割ほどいるが、2年生になると1割弱へと減ってしまう。1年生と2年生以降で、生活習慣に差が出てくるようである。

また、9時台に寝る子どもの割合は、学年が上がるにつれて減り(男子1年:38.8%→6年:18.4%、女子1年:46.6%→6年:13.6%)、10時台(男子1年:19.4%→6年:42.7%、女子1年:15.5%→6年:35.0%)、11時台(男子1年:5.8%→6年:22.3%、女子1年:11.7%→6年:28.2%)に寝る子どもは増えていく様子がみられる。ただ、12時以降に寝る子どもは、1年生から6年生まで一定数おり(男子1年:15.5%→6年:16.5%、女子1年:8.7%→6年:22.3%)、一部の家庭で、夜更かしが日常化している様子が窺える。

(立正大学講師:丹治恭子)

【表A-4】寝る時刻(男子)

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【表A-5】寝る時刻(女子)

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