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小学生白書Web版 2013年3月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活に関する調査」

学校以外での学び
★学年によって変わる「学校以外での学び」

【図Q-1】学校以外での学び(男子,複数回答,%)

折れ線グラフ

【図Q-2】学校以外での学び(女子,複数回答,%)

折れ線グラフ

「家庭教師」、「通信教育」、「学習塾」といった「学校以外での学び」の状況についてみてみよう。男子の場合、「通信教育を受けている」者は、1年生では、約4割であるが、学年が上がるにしたがって減っていく(男子1年:41.7%→6年:32.0%)。かわって、「学習塾に通っている」者は、4年生から急激に増加し、6年生では4割に達している(男子1年:20.4%→4年:28.2%→6年:40.8%)。「学校以外での学び」の中心が、低学年の「通信教育」から、高学年の「学習塾」へと変化していく様子がうかがえる。女子でも、ほぼ同様の傾向がみられる。

なお、「何もしていない」者は、男女とも各学年に3~4割程度いる。「学校以外での学び」の有無が、教育格差につながっているのか気になるところである。

(明治学院大学教授:石井久雄)

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