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【図T-7】友だちと話すこと(男子学年別,複数回答,%)
友だちと話すこと(3つまで選択)を、性別学年別にみていくことにする。男子で特徴的だったのは、以下の4つの項目である。まず、「テレビや雑誌のこと」は、学年が上がるにしたがって、割合が減少していく(1年:51.5%→6年:41.7%)。それに対して、「ケータイやインターネットのこと」(1年:2.9%→6年:19.4%)、「他の友だちのこと」(1年:20.4%→6年:34.0%)、「先生のこと」(1年:6.8%→6年:11.7%)は、学年が上がるにしたがって、割合が増加していく。男子は、成長するにつれて、テレビの話が少なくなり、ケータイやインターネットの話が多くなっていく。また、年とともに複雑化する教師生徒関係や友人関係の話題が増えていく。
(明治学院大学教授:石井久雄)