2023年10⽉23⽇より、アドレスが変更になりました。https://www.gakken.jp/kyouikusouken/
トップページ、⽩書シリーズなど、お気に⼊りに登録されている場合は、お⼿数ですが変更をお願いします。
【図W-1】外国経験回数(全体・%)
法務省入国管理局「日本人出国者数」によると、2012年の日本人海外旅行客数は史上最多の1,849万人を記録しており、外国旅行は以前よりも身近なものになっている。
それでは、現代の小学生は、どの程度海外を訪れた経験があるのだろうか。「あなたは、これまでに外国に何回行ったことがありますか」という質問項目の回答をみてみよう(図W-1、表W-1参照)。
小学生全体では、外国に「行ったことはない」との回答は77.7%で、2割強の児童が外国を訪れたことがあると答えている。5回以上外国に行ったことがある小学生も4.4%おり、一部の児童にとって外国は頻繁に訪れる地となっているようである。
さらに、結果を学年別にみると、学年が上がるにつれて、外国を訪れたことがある割合が増えている(「行ったことはない」1年:79.6%→6年:68.0%)。外国は、子ども達にとっても身近な場所となりつつあるのかもしれない。
(立正大学講師:丹治恭子)
【表W-1】外国経験回数(全体・学年別・%)