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【表B-3】ゲームをする時間(男子,%)
【表B-4】ゲームをする時間(女子,%)
子どもたちの周りには、据え置き型ゲーム機でやるゲーム、携帯型ゲーム機でやるゲーム、ケータイやスマホでやるゲーム、パソコンやタブレットでやるゲームなど、様々なゲームがあふれている。小学生たちは、そうした電子ゲームとどのように関わっているのであろうか。
平日にゲームを「しない」小学生の割合は、男女とも約4分の1となっており、それほど違いはない(男子全体:25.9%、女子全体:28.3%)。しかし、「2時間以上」ゲームをする者の割合は、女子よりも男子の方が高くなっている(男子全体:12.3%、女子全体:6.3%)。男女ともゲームをする者の割合は同じくらいであるが、ゲームを長時間するのは、男子の方であるといえそうである。なお、学年別にみると、ゲームを「しない」者の割合は、学年が上がるにつれて、大幅に減っていく(男子1年:42.7%→6年:21.4%、女子1年:40.8%→6年:22.3%)。高学年になるほど、ゲームと接する子どもが多くなっていく。ゲームをやり過ぎる高学年男子には、注意が必要かもしれない。
(明治学院大学教授:石井久雄)