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【図J-2】「一番嫌いな食べ物」男子トップ10(N=618,単数回答,%)
【図J-3】「一番嫌いな食べ物」女子トップ10(N=618,単数回答,%)
次に男女別に、最も嫌いな食べ物をみてみよう(最も嫌いな食べ物を1つだけ回答、図J-2、図J-3参照)。男女とも、最も好きな食べ物トップ10にあがったものでも(図I-2、図I-3参照)、最も嫌いな食べ物の上位10項目にランクインしているものもある(例えば、男子:一番好きな食べ物7位「さしみ」が一番嫌いな食べ物3位に、女子:一番好きな食べ物3位「ラーメン」が一番嫌いな食べ物8位に等)。子どもたちにとって、好きな食べ物や嫌いな食べ物が、多様になっている様子がうかがえる。
【図J-4】男女別学年別にみた「一番嫌いな食べ物」の「サラダ」の推移
(男子N=618,女子N=618,単数回答,%)
最も嫌いな食べ物ランキングで、男女間で明瞭な違いがみられたのは、「サラダ」である。男子では「サラダ」が一番嫌いと回答したのは20.7%、女子では11.7%と、10ポイント近く差があった(図J-2、図J-3参照)。さらに、どの学年においても、男子より女子の割合の方が低くなっている(図J-4参照)。これは男子と比べ女子の方が、容姿や健康への意識が高く、野菜を摂取しようと心がけるからかもしれない。あるいは、女子の方が精神年齢が高いといわれることがあるが、苦手な食材への克服も女子の方が早いのかもしれない。
【表J-2】「一番嫌いな食べ物」男子ランキング(男子全体,N=618,単数回答,%)
注)「その他」は26.1%であった。
【表J-3】「一番嫌いな食べ物」女子ランキング(女子全体,N=618,単数回答,%)
注)「その他」は22.8%であった。
(埼玉大学大学院生:石谷友里、明治学院大学教授:石井久雄)