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【図V-1】クラスの外国人児童数(全体・%)
グローバル化の中で、日本にも多くの国や地域の人が住むようになっている。それでは、現代の日本に住む小学生は、日常生活の中で外国人の子ども達と出会う機会がどのくらいあるのだろうか。ここでは、日常的なふれあいの場として、「あなたのクラスに、外国人の児童は何人いますか」との質問を設け、「1人」から「5人以上」までのそれぞれの選択肢の中から回答を求めた(図V-1参照)。
結果をみると、8割の子どもが、「0人」との答えており、次いで、「1人」が13.9%、「2人」が3.2%、「3人」が1.0%、「4人」が0.1%、「5人以上」が0.5%となっている。調査対象者の子ども達の住んでいる地域によって状況は異なるため、一概には言えないが、日本国内に住む日本人の小学生にとって、外国人の児童と「クラスメート」として共に過ごす機会は貴重であると言えるだろう。
(立正大学講師:丹治恭子)