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本調査に回答した子どもやその保護者には、どのような特性があるのか。ここでは、子どもと保護者の社会的背景を明らかにする。
まず、子どもの学年・性別についてみていくことにする。子どもの学年・性別は、均等になるように配慮したので、各学年206名ずつ、性別は男子と女子が半数ずつとなっている(合計1236名)。
1年生 206人 | (男子103人、女子103人) |
2年生 206人 | (男子103人、女子103人) |
3年生 206人 | (男子103人、女子103人) |
4年生 206人 | (男子103人、女子103人) |
5年生 206人 | (男子103人、女子103人) |
6年生 206人 | (男子103人、女子103人) |
計 1236人 | (男子618人、女子618人) |
子どもたちの学校での成績はどのようになっているのか。「上のほう」と回答した者は21.4%、「真ん中より上ぐらい」と回答した者は33.9%となっており、両者を合計すると5割を越える。子どもたちの多くは、学校での成績は良いといえそうである(図0-1参照)。
図0-1 子どもの成績 N=1236 (%)
回答に協力した保護者の性別の割合はどのようになっているのであろうか。図0-2に示されているように、男性よりも女性の方が、多くなっている。
図0-2 保護者の性別 N=1236 (%)
保護者の年齢をみてみよう(図0-3参照)。40才~44才の保護者の割合が最も高く(36.3%)、次いで35才~39才(27.8%)、45才~49才(21.4%)の順になっている。
図0-3 保護者の年齢 N=1236 (%)
保護者には、小学生の子どもが何人いるのであろうか。図0-4に示されているように、「1人」が61.1%、「2人」が31.0%となっており、両者を合計すると9割を越える。小学生の子どもが1人いる、もしくは2人いる家庭が、大多数であるといえよう。
図0-4 子どもの人数 N=1236 (%)
住んでいる地域は、関東地方(34.5%)、近畿地方(19.7%)、中部地方(18.2%)の順に割合が高くなっている(図0-5参照)。
図0-5 住んでいる地域 N=1236 (%)
回答に協力した保護者はどのような職業に就いているのか。図0-6に示されているように、専業主婦(主夫)が最も多く(38.3%)、次いで技術系会社員(16.3%)、パート・アルバイト(15.2%)、の順になっている。
図0-6 保護者の職業 N=1236 (%)
以上のような特性をもつ、子ども及び保護者であることを念頭におきつつ、調査結果を読みすすめていただきたい。なお、インターネット調査を行ったので、当然のことながら、調査対象者は、インターネットができる環境の家庭の子どもであるということを、付け加えておく。