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【図11-1】あなたが自由に使える毎月のおこづかいの金額(平均)を教えてください。もらっていない人は、「0(ゼロ)」を記入してください。
【図11-2】あなたが毎月もらっているおこづかいの主な使い道は何ですか。以下の中から当てはまるものをすべて選んでください。
毎月決まった額のおこづかいは「0(もらっていない)」と答えた小学生は56.9%。半数以上が毎月決まった額のおこづかいをもらっていないことが分かった。ここには、毎月のおこづかいの額は決まっていないが必要に応じてもらっているという子も含まれる。毎月決まった額のおこづかいをもらっていると答えた子の割合は、学年が上がるごとに増加する傾向にある。ある程度自分でおこづかいを管理できるようになったら定額制のおこづかいにする家庭が多いとも考えられる。
全体の平均額は479円で、おこづかいの額も学年が上がるごとに増えていく。1年生の平均額196円と6年生の平均額894円では、約700円の差が生じる。
月の決まったおこづかいを「もらっている」と回答した子にのみ、もらったおこづかいの使い道を聞いた結果が【図11-2】である(複数選択式)。おこづかいの使い道としてもっとも多く挙げられたのは「お菓子などの食べ物」で45.8%。次いで貯金、本・雑誌などにおこづかいを使うという小学生が男女学年を問わず多い結果となった。「スポーツ用品」「洋服などの衣類」におこづかいを費やしている子は少なく、生活必需品や習い事に関わる大きな買い物は親に頼むことが多いと想像できる。
一方で、男女で大きな差が見られた項目もある。例えば「おもちゃ」「ゲーム機・ゲームソフト」は男子に多くみられ、「文房具」「キャラクターグッズ」などは女子に集中している。男子の方が比較的高価な物を、女子の方が低額な小物を買っていることが分かる。