2023年10⽉23⽇より、アドレスが変更になりました。https://www.gakken.jp/kyouikusouken/
トップページ、⽩書シリーズなど、お気に⼊りに登録されている場合は、お⼿数ですが変更をお願いします。
【図16-2】将来役立つと思う科目×好きな科目[クロス集計]
【図16-2】は、「学校の授業で将来役に立つと思う科目」に選んだ教科ごとに、「好きな科目」の内訳を調べた結果である。
「算数」(38.6%)は「役に立つ」し「好き」であると答えた小学生が最も多いことが分かった。また、次いで「体育」(28.9%)、「国語」(26.4%)となった。この結果から、「将来役に立つ」と思っている子の方が、その科目が好きである割合が高いことが読み取れる。この傾向は、母数は少ないものの「体育」(28.9%)「社会」(17.4%)にも見られる。一方で、「将来役に立つと思う科目はない」と答えている子が「好きな科目はない」と答えている割合は36.4%いることも明らかになった。
学校で学ぶ科目が必ずしも将来役に立つとは限らないが、役に立つとは思わないけれど「好き」である科目がある児童も少なからずいる。純粋にその科目自体に面白みを見出していることの背景には、関わりのある教師や教材を含めた周囲の環境の働きかけが活きているのかもしれない。