先の質問で学習参考書・問題集を購入している小学生に対し、購入する理由についてアンケートを行った。

その結果、最も多い理由が「学校の授業の復習」（48.7％）と約半数、次いで「学校の授業の予習」（20.4％）となった。「復習」に関する学年別の割合は4年生でピーク（56.7％）を迎えるが、「予習」に関しては1年生がピーク（26.1％）となることが分かる。1年生においては、入学直後ということもあり、予習から始めてしっかりと学習に取り組んでいる一方で、学年が上がって学習内容が複雑になるにつれ、予習よりも復習に時間をかけるようになることが見て取れる。また、5、6年生になると「学習塾や通信教育の学習で使うから」や「受験のため」の割合が高くなる。特に「受験のため」については5、6年生共に10％以上の割合になっており、2017年度調査よりも共に1.5ポイント以上増加している。