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白書シリーズWeb版

小学生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」

11.その他
【保護者】「STE(A)M教育」の認知度
★小学生保護者の「STEM(あるいはSTEAM)教育」の認知度は約20%

【図52】「STEM(あるいはSTEAM)教育」を知っていますか。

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 2020年から小学校でプログラミング教育が導入されるように、理数系教育、すなわちSTE(A)M教育※1 が注目されている。文部科学省が2018年6月に提言した「Society 5.0 に向けた人材育成」※2 の中でも、STE(A)M(教育)の必要性について言及されている。では、実際のところ保護者にはどの程度、認知されているのだろうか。

結果は、「知っている」(5.8%)、「言葉を聞いたことがある」(13.8%)となった。「知らない」と答えた保護者が8割に上ったことから、国や教育現場ではすでに頻繁に使われる言葉だが、保護者にとってはまだまだ馴染みのない言葉であることが分かった。

※1 STE(A)M=Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学、(Arts:芸術)、Mathematics:数学、の頭文字を取ったSTE(A)M教育は、この4つ(5つ)の分野に重点をおいた教育のことである。今後の経済成長に欠かせない分野として、2009年にアメリカのオバマ大統領が優先課題としてSTE(A)M人材の育成を取り上げたことをきっかけに、現在ではその認識・取り組みが世界に拡大している。科学技術の発展に伴い、日本でも幼児から社会人を対象としたSTE(A)M系人材の育成が大きく注目されている。

※2 文部科学省(2018.6.5) 「Society 5.0に向けた人材育成~社会が変わる、学びが変わる~(概要)」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/06/06/1405844_001.pdf