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【図35】通信機器(デジタル機器)を利用してお子さまが学習することについて、当てはまるものをお選びください。
現代の小学生は、生まれたときから家庭や学校に通信機器があり、それらを学習に活用するサービスも充実してきている。このような環境の中で、小学生の保護者は、子どもが通信機器を利用して学習することをどのように思っているのだろうか。
全体では、「利用させたい・計」51.4%、「利用させたくない・計」48.6%で、僅かではあるが「利用させたい」が上回る結果となった。性別に大きな違いはないが、学年別では小学6年生が最も高い57.0%、特に男子は59.0%となり、約6割の保護者が「利用させたい」と考えていることが分かった。デジタル機器の長時間利用や、子どもの健康への影響等、通信機器に関しては様々な懸念が指摘される一方で、それ以上に半数以上の保護者は、通信機器ならではの学習効果を期待しているということや、デジタル機器を操作できないことへの危機感を持っている可能性が考えられる。
小学6年生以外の学年では「利用させたい」と「利用させたくない」がほぼ半数に分かれており、デジタル機器の利用に対してより慎重な考えであることがうかがえる。