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【図9】2019年のお正月にもらったお年玉の総額(すべてを足した金額)を教えてください。
小学生はお年玉をどのくらいもらっているのだろうか。
調査の結果、お年玉を「もらっている」と回答した子どもは全体の94.4%となり、その平均総額は約21,047円であった。過去の平均総額を見ると、2016年度調査時は約19,056円、2017年度調査時は約19,386円と、わずかながら増加傾向にあったが、2019年でその額は急増したと言える。特に、2017年度調査時と比較した増加率は、小学1年生が3.5%であるのに対し、6年生は12.5%と大きく、高学年での金額増が目立つ。
【図10】あなたが2019年にもらったお年玉の主な使い道は何ですか。(複数回答可)
お年玉の使い道はどうだろうか。
「貯金」(83.1%)がダントツの1位で、次いで「おもちゃ」(27.9%)、「ゲーム機・ゲームソフト」(21.9%)の順となった。男女別だと、男子では「ゲーム機・ゲームソフト」が32.6%(女子11.4%)、女子では「文房具(ステーショナリー)」が14.5%(男子4.1%)と、その用途に大きな違いが見られる項目もある。
学年別では、高学年になるほど「おもちゃ」の割合が低くなる一方で、「本・雑誌」の割合が高くなり、おこづかいの用途と同様、欲しい本は自分のお金で買うようになると考えられる。また、高学年については、女子の「洋服などの衣類」が小学6年生で19.6%(男子0%)、5年生で17.7%(男子0%)と高い結果となったことから、男子に比べて身だしなみに気を遣う高学年女子の姿がうかがえる。