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【図】自由に使える毎月のおこづかいの金額(平均)を教えてください。
毎月使えるおこづかいの金額は平均で430.3円。過去3年の平均値472.0円を下回る額となった。ただ毎月おこづかいをもらっている子どもの率は38.7%と、過去3年とほぼ変わらず4割弱である。学年が上がるにつれてもらえる率と額が上昇する傾向も過去と変わらないようだ。
おこづかいをもらうようになるタイミングは、2019年調査では小学3年生から4年生に上がるときと推測されたが、2020年調査、2021年調査では2年から3年に上がるときが多くなったように見受けられた。2022年の調査では3年から4年に上がるタイミングでおこづかいをもらえるようになることが多いと見てとれる。ただ2022年の場合は性別で見ると、女子の場合は明確に3年から4年で率が上がるが、男子の場合はむしろ毎年少しずつ、もらえる率が上昇していることがわかる。
【図】毎月もらっているおこづかいの主な使い道は何ですか。(あてはまるものをすべて)
おこづかいの使い道は、1位「お菓子などの食べ物」47.4%、2位「貯金」42.5%、3位「おもちゃ」29.5%が上位3位であった。昨年2021年は「貯金」が5割を超えて1位であったが、今年は2019年調査、2020年調査と同様の順位に落ち着いた。
学年別にみると「おもちゃ」の率は学年が上がるにつれて減ってゆく傾向は例年と変わらない。「ゲーム機・ゲームソフト(オンライン以外)」の率は学年での変動はさほど見られないが、中学年以上の男子と女子で見比べると顕著な差異が見てとれる。男子は中学年以上のほうが率が上がるが、女子はむしろこのカテゴリにはお金を使わないようになっていく。
性別による差異が大きい使い道としては、他に「文房具(ステーショナリー)」「アクセサリー」「洋服などの衣類」がある。特に「アクセサリー」「洋服などの衣類」は中学年以上の女子で率が高まり、興味関心の移り変わりを見てとれる。
また、「その他」の自由記述で最も件数が多かったのは「本」「単行本」「漫画」であった。