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【図】放課後、どこで遊ぶこと(過ごすこと)が多いですか。
保護者に聞いた小学生の放課後の遊び場として「自宅」と回答した保護者が80%以上いることがわかった。複数回答可能な質問ではあるが、2位の「公園・運動場」(26.4%)と3倍以上の大きな差がつく結果となり、学年や男女を問わず、放課後に「自宅」で過ごす機会が多いことがうかがえる。
ただし、質問項目ごとにみると、学年差や男女差が大きいものがある。
5位の「学童」は、小学1年生では自宅の次に高い値となっており、男女ともに学年が上がるごとに下がっていく。
「塾・教室」は、男女とも小学6年に一気に高くなる傾向があり、反対に「習い事」は小学校4年をピークに下がる傾向にある。
また、男女差がみられるのが、「友達の家」(男子18.0%、女子23.2%)で、特に女子の小学4年、5年は32%であるのに対し、同学年の男子は小学4年15%、小学5年22%となっている。そのほかにも、男子は「公園・運動場」が小学4年から6年でいずれも32%であるが、女子は小学4年、5年、6年と学年が上がることに回答割合が下がっていき、6年生では14%となっている。
今回の調査では各回答の詳細を把握することはできないが、今後の調査において、放課後の遊び場トップである「自宅」でどのように過ごしているか、放課後の遊び場や過ごし方において地域差があるのかなど、より深く知りたいと思える結果となった。