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【図】何をしている時が一番楽しいですか。(3つまで)
2022年の小学生は、何をしているときが一番楽しいのだろうか。
男子は全学年で「テレビゲーム・携帯ゲーム」が1位、トータルで49.7%であった。「外遊び」が28.0%、「スポーツ」が20.3%と続く。1・2年男子は「外遊び」がそれぞれ35.0%、39.0%ではあるが、いずれも「テレビゲーム・携帯ゲーム」は37.0%、43.0%と、これを上回っている。中学年以降の男子は圧倒的に「テレビゲーム・携帯ゲーム」となる。中学年での「スポーツ」の数字が高いのは2019年と同じ傾向。
女子は「外遊び」27.2%、「友達とおしゃべり」26.2%で、「テレビゲーム・携帯ゲーム」は24.5%となっている。2019年の調査と比べ、「友達とおしゃべり」が36.2%から26.2%とコロナの影響もあってか、10ポイントも減っている点が目立つ。一方で「絵や漫画を描く」は13.2%⇒13.7%とほぼ変化していない。
全体で見ると「インターネット」が2019年調査時10位、今年5位に上がってきているが、「テレビ」との合計は、31.2%⇒32.9%となり、受動的な娯楽というくくりにすれば、テレビからインターネットへの移行の上で、トータルは微増したととらえることが出来るだろう。
なお、地球環境を守るために子どもが心がけているSDGsに言及されていた “ネットを土台にした楽しみについては、占有率はまだ低いが、学校でのICT利活用が進み、小学生にもスマートフォンやタブレットがますます身近なものになってくると、今後順位が上がり、低年齢化してくる可能性も考えられる” については、「スマホゲーム」(12.8%⇒15.9%)、「インターネット」(11.4%⇒16.3%)、「SNS」(0.4%⇒1.2%)と、確かに予想された通り増加した。この変化は今後も追いかけていく必要があると思われる。