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【図4】主な通学手段は何ですか。
一般的に、中学生のうちは自宅から近い学校に通う生徒が多いのに対し、高校生になると電車通学者が一気に増えるイメージがあるが、実際に高校生はどのような交通手段で通学をしているのだろうか。
結果を見ると、45.2 %の生徒が「電車(新幹線含む)」と回答しており、2位の「自転車」(31.2 %)を大きく上回った。これは、中学校が全国に約10,000校あるのに対し、高等学校が約5,000校と少ないため、立地的に公共交通機関に頼らざるを得ない生徒が増えることに起因していると考えられる。
また、男子では「電車」と「自転車」がそれぞれ40.7 %、36.3 %であるのに対し、女子ではそれぞれ49.7 %、26.0 %と、顕著な男女差が見られた。「バス」の回答率も男子(9.0 %)よりも女子(10.7 %)の方が高いことを考えると、体力的な、あるいは防犯上の理由などから、女子の方が全体的に通学手段として公共交通機関を選ぶ傾向にあることが分かる。このことは、通学時間が男子よりも女子の方が長い傾向にあることとも関連づけられる。