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高校生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

4.日常生活について
22時以降の過ごし方
★半数以上が「LINEやメール」「インターネット」。「勉強」は高学年になるほど下がる傾向に

【図8】(22時以降起きている人対象)     
22:00(午後10:00)から寝るまでの時間は何をして過ごすことが多いですか。

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「就寝時刻」の調査によると、22:00以降に起きている高校生の割合は97.3%であることが分かったが、彼らは寝るまで何をして過ごしているのだろうか。

全体を見ると、最も多いのが「LINEやメール」(58.9%)、次いで「インターネット」(51.7%)、「ゲーム」(46.4%)となる。2018年調査の小学生で上位が「テレビ」(51.2%)、「家族との会話」(39.4%)、「ゲーム」(33.5%)であることと比べると、高校生は家族よりも外部との接触が増えていることが考えられる。

男女別に見ると、「LINEやメール」は男子が50.0%であるのに対し、女子が67.7%、一方で「ゲーム」は女子が35.4%であるのに対し、男子が57.6%と、男女によって過ごし方に大きな違いがある。

学年別に見ると、学年が上がるにつれて「インターネット」の割合が上がる一方で、「勉強」の割合が下がる傾向があることは興味深い。早めに勉強は済ませて、寝る前は余暇を楽しんでいるとも考えられる。22時以前の時間の過ごし方についても今後調査してみたい。