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高校生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「高校生の日常生活・学習に関する調査」

4.日常生活について
読書量/月
★高校生の約3人に1人が、月に1冊も本を読まない!

【図18】月に何冊の本を読みますか。

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高校生は1か月に何冊くらい本を読んでいるのだろうか。

調査の結果、全体の平均は2.3冊であった。2018年度調査の小学生が5.0冊、2017年度調査の中学生が2.0冊であることから、高校生の読書量は中学生よりは僅かに多いが、小学生の半分以下という結果になった。1か月の読書量が1冊の高校生は約3人に1人、また月に本を1冊も読まない高校生は3人に1人以上であることが明らかになった。「読まない」小学生は18.7%、中学生が31.7%、高校生が35.0%であることから、小学校・中学校・高校と上がるにつれて1冊も読まない生徒の割合が増えていくことが分かる。特に高3女子の48.0%は「読まない」と回答している点は興味深い。

学年別にみると、高校1年生2.6冊→2年生2.3冊→3年生1.9冊と、学年が上がるにつれて読書量が減る傾向があり、読書ではなく、受験対策、あるいは他のことをして過ごすようになる高校生の姿が想像される。