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【図28】保護者・中学生
保護者と中学生に、新型コロナウイルス感染拡大の影響下の休校中の困りごとを尋ねた。
保護者の1位は「(子どもの)勉強時間が減ってしまった」(49.7%)、2位は「(子どもの)生活習慣が乱れてしまった」(45.8%)、3位は「(子どもが)身体を十分に動かす機会がない」(40.8%)という結果となり、いずれも40%を超えている。それ以降の5位「他の子と比べて、(子どもの)勉強が遅れていないか気になった」(26.5%)、7位「(子どもが)勉強していてわからないことがあっても聞く人がいない」(22.3%)、8位「学校が始まってから、(子どもが)勉強についていけないかもしれない」(21.2%)などを見ても、中学生の保護者の関心の多くは、勉強に向けられていることがうかがえる。
それに対して中学生本人が困ったことの1位は「友達に会えない」(49.8%)であり、全学年、性別を通じて突出している。次いで2位は「身体を十分に動かす機会がない」(29.3%)、3位は「部活動ができない」(25.8%)であった。1位の「友達に会えない」は保護者で27.7%であることから、保護者の想像以上に中学生が友達との交流を求めていることがわかる。一方で保護者の1位である「勉強時間が減ってしまった」は中学生本人では5位(19.5%)となっており、勉強に対する保護者と中学生の意識の差がうかがえる結果となった。