新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全国の中学校では、今までに経験したことがない長期間の臨時休校措置がとられた。今回の休校は普段の休暇と違い、自宅で過ごさなければならないという制限があったが、中学生は自宅で何をして過ごしていたのだろうか。

1位は「ネットで動画を観たり、ゲームをする」（71.7％）、2位は「テレビを観る」（57.0％）、3位が「勉強」（47％）という結果となった。

小学生では、1位が「テレビを観る」（65.4％）だったのに対し、中学生になると「ネットで動画を観たり、ゲームをする」が2位の「テレビを観る」に14ポイントの差をつけて1位となっている。その要因の一つとして、中学生の「自由に使える通信機器」 を参照すると、中学生本人がスマートフォンを所有する割合は55.2％であり、さらに同様の質問における小学生の割合（13.8％）と比較すると大きな隔たりがあることが影響している可能性が考えられる。