休校期間中にオンライン学習を実施した340人に対し、オンライン学習への満足度を尋ねた。

調査の結果、オンライン学習に「満足している」「どちらかというと満足している」と回答した生徒は全体で58.5％と過半数を超える結果となったものの、不満を覚えた割合が41.5％と低くない数字となった。さらに「不満である・計」（41.5％）に着目すると、小学生より10％ほど低い満足度となっている。

学年別で大きな差は認められないが、男女別でみると、全学年平均で男子：54.5％、女子：62.3％となり、女子のほうが7.8％高い結果となった。小学生の場合は、男子は70.6％、女子は66.7％で、男子の満足度のほうが高く、中学生とは異なる傾向がみられた。

以上の結果から、中学生がどのようなオンライン学習（ハードやコンテンツ等）に満足感を得るかについての調査は、今後の課題となりそうだ。