みんなからもらった質問を、トリシアたちにバシッと(?)答えてもらいます!!
それでは、インタビュアーの南房先生・よろしくお願いします!
- おしゃべりフクロウは、トリシアと姉妹じゃないんですか?
- …一応、本人たちに確認してみようか?
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「あたしとこいつのどこが似てんのよ!? 失っ礼な!」
- ☆.。:* トリシア
「全然違うって! 私のほうがファッションセンスいいし!」
- ……ええっと?
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「あたしの方がず~っと可愛いじゃん!」
- ☆.。:* トリシア
「鏡が歪んでるんじゃないの! わたしの方が百倍はきれいでしょ!」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「はあ? あんたさ、一度自分の頭、自分で手術してみたら?」
- ☆.。:* トリシア
「むぅ!」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「ふん!」
- ……というわけで、血のつながりはないみたい。
- レンはベルのことが好きなんですか?
- (聞いても多分ムダだよなあ。レン、意外と恋愛関係は鈍いし)
- ……あのさ、レン。君、ベルのこと、どう思ってる?
- ☆.。:* レン
「好きだよ」
- ☆.。:* ベル
「ほ、本当ですか!(目がハートになるベル)」
- ☆.。:* レン
「大切な後輩だからね。君もショーンも、アーエスも」
- ☆.。:* ベル
「こ、このボンクラ貴族と同じ……!?(たまたま近くにいたショーンを指さす)先輩、ひどいです!」
- ☆.。:* ショーン
「ボンクラって言うな! 大体、成績は貴様のほうがはるかに悪いではないか!」
- ☆.。:* ベル
「人間の価値は成績なんかじゃ決まらないわよ! 大切なのは心の美しさ!」
- ☆.。:* ショーン
「…………」
- ☆.。:* レン
「…………」
- ☆.。:* ベル
「ど、どうしたのよ、二人とも?」
- ☆.。:* ショーン
「なにか悪いものでも拾って食べたのか?」
- ☆.。:* レン
「熱、ないかい? すぐに医者に行こう。パットのところでいいかな?」
- ☆.。:* ショーン
「うむ。急病だ、仕方あるまい(二人、ベルの腕を両側からつかみ、ズルズルと引きずっていく)」
- ☆.。:* ベル
「ちょっと!? なにするんです、先輩!? ショーンも放しなさいよね!」
- ……女の子として好きかどうかはともかく、心配はされてるみたいだね。
- レンとトリシアが魔法でケンカしたら、どっちの方が強いですか?
- …こ、これはどうすれば分かるかなあ……。
- ☆.。:* トリシア
「実際にやってみれば分かるわよ」
- ☆.。:* レン
「あ、あのさ……」
- ☆.。:* トリシア
「問答無用! 行くわよ! 炎の弾が焼き尽くす、バラク・ティー……きゃあ!
(レンに向かって攻撃魔法を放とうとした瞬間。足元に丸い穴が開き、ひゅ~っと落っこちていく)」
- ☆.。:* トリシア
「こら~! 何よ、これ!(穴の底から怒鳴り声)」
- ☆.。:* レン
「落とし穴を作る魔法だよ。僕の作った新魔旋律」
- 君さ、せこい魔法発明するのだけは、上手いよね?
- ☆.。:* レン
「……知性の勝利って呼んでくれない?」
- というわけで、強いのはレン……なのかなあ?
- アンリはトリシアとレンのことをどう思ってるの?
- …という質問が来ているんだけど?
- ☆.。:* アンリ
「二人は幼なじみだからね。仲がよくていいんじゃないの?」
- ☆.。:* 穴の中のトリシア
「ちょっと! 早く落とし穴から出しなさいってば!」
- ☆.。:* レン
「出したら仕返しするじゃないか? 嫌だね」
- ☆.。:* トリシア
「今すぐに出さないと、仕返し、十倍だからね!」
- ☆.。:* レン
「夜まで放っておこうかな~」
- ☆.。:* トリシア
「レン、これが最後の警告よ。あと十数えるうちに出さないと……」
- ……仲がいい?
- ☆.。:* アンリ
「……ええっと。仲良くしてくれると……いいなあ」
- トリシアが治療したり、触れ合った妖精たちとは、その後触れ合っていないの?
- …そろそろとにかく引っ張り出した方がいいかな(ロープを投げる)
- ☆.。:* やっと穴から出てきたトリシア
「ふう~、もう少し早く助けなさいよね!」
- で、質問なんだけど?
- ☆.。:* トリシア
「えっと、妖精って人間の街にあんまり来たがらないのよね。でも、わたしがファヴローウェインの森に行ったりすると歓迎してくれるよ。あと、病気になったりした時はもちろん、診療所に来るし。まあ、元気で医者のことなんか忘れてくれてるのが一番なんじゃない?」
- アーエスの弟と妹の名前は?
- …君に質問だよ、アーエス。
- ☆.。:* アーエス
「……弟……プニプニ……妹……フワフワ」
- ☆.。:* ショーン
「そんな名前があるか! お前の弟はイヴァン、妹はモイアだろうが!」
- ☆.。:* アーエス
「なぜに……ショーンごときが……我が家の……秘密を……?」
- ☆.。:* ショーン
「……家族の名前を秘密にしてどうする?」
- ショーンが女の子だったら、お兄さんたちのうち、誰をカレにしますか?
- ☆.。:* ショーン
「誰もカレになんかしない! 僕が女の子になったという仮定自体が不愉快だ!」
- だから、もしもの話で……。
- ☆.。:* ショーン
「そんなあり得ない話には答えられん!」
- 別にむきになるほどのことじゃないと思うんだけどなあ。……じゃあ、三人の中で誰が一番女の子に人気があると思う?
- ☆.。:* ショーン
「まあ、みんなそこそこあるだろう。この僕ほどではないがな。あえて言うなら、プリアモンド兄上は年上の女性に、リュシアン兄上は同世代に、エティエンヌ兄上は年下に人気があるな」
- なるほど。ショーンは年下だから、エティエンヌか……。
- ☆.。:* ショーン
「そ、そういう話ではないと言ってるだろうが! 貴様も地下牢にぶち込むぞ!」
- ……ダメ四男。
はい、以上Q&Aコーナーでした!
ショーンの答えを聞いて、きっとエティエンヌお兄様は喜んでいることでしょう!
ほかのお兄様たちは、ちょっとがっかり…かも??
三兄弟とショーンについては「トリシア先生と闇の貴公子!」にもばっちりインタビューがのってますよ☆