- トリシア先生が一番好きな動物はなんですか?
- ☆.。:* トリシア
「動物はみんな好きだよ。クマは蜂蜜持ってきてくれるし、牛も農場からチーズとバター持ってきてくれるでしょ? ガチョウは羽根布団に使う羽毛をくれるし」
- ☆.。:* レン
「何かくれる動物が好きなんだ?」
- ☆.。:* トリシア
「…………」
- レンのお姉さんはどんな人だったのですか?
- ??確か、四つ年上だったよね?
- ☆.。:* レン
「うん。やたら怖かったよ。僕には」
- ☆.。:* トリシア
「そう? わたしには優しかったけど? 黒髪で、すらりとしてて、あこがれの人だったなあ」
- ☆.。:* レン
「あ、あれにあこがれてたのか……」
- ☆.。:* トリシア
「よく考えたら、アムに少し似てるかも」
- ☆.。:* アムレディア
「私に似ているというなら、きっと素敵な方だったのですね」
- ☆.。:* レン
「え、ええっと?」(さ、逆らうとどんな目にあうか……)
- ☆.。:* アムレディア
「レン?」
- ☆.。:* レン
「そ、その通りです!」(全速力で逃げる)
- ☆.。:* アムレディア
「……恥ずかしがらなくてもいいのに」
- トリシア先生の得意料理を教えてください!
- ☆.。:* トリシア
「野菜のグラタンは得意だよ。って言っても、もとになるベシャメルソース(牛乳を使ったホワイトソース)は、セルマさんのところからもらってくるんだけど」
- ☆.。:* レン
「つまり、野菜をいためて、ソースをかけて、オーブンに入れるだけ」
- ☆.。:* トリシア
「に、煮込み料理はしょっちゅう作るよ。シチューとか、ポトフとか。一度作ると、二、三日は持つから、いそがしい時にちょうどいいの」
- ☆.。:* レン
「二、三日じゃないだろ? 同じもの、十日間ぐらい食べ続けるくせに」
- ☆.。:* トリシア
「う、うるさいわね! ソリスがいた時のくせで、作りすぎちゃうのよ!」
- ☆.。:* レン
「それに、五日に一度ぐらいは僕が夕食作りに行ってるし、毎日のお茶は、僕がいれてる」
- ☆.。:* セルマ
「だいたいあんたさ、一日二食はうちで食べてるじゃない?」
- ☆.。:* シャーミアン
「君はもしかすると、セルマとレンがいないと、生きていけないんじゃないか?」
- ☆.。:* エティエンヌ
「あれ~、そういうシャーミアンちゃんは料理したことあるの~?」
- ☆.。:* シャーミアン
「し、失礼な! この私とて、料理ぐらい!」
- ☆.。:* リュシアン
「質問を変えよう。料理をして、成功したことはあるか?」
- ☆.。:* シャーミアン
「……」
- ☆.。:* プリアモンド
「それに、誰のために料理を作ったのかも、追求したいところだね」
- ☆.。:* シャーミアン(顔を真っ赤にして剣を抜く)
「き、貴様ら! 上官をなんだと思っている!」
- レンの一番好きな魔法はなんですか?
- ☆.。:* レン
「え~っと、古代魔法が好きかなあ。難しいけど、成功した時は、達成感があって」
- ??ということは、あんまり成功しない?
- ☆.。:* レン
「あははは……。でも、トリシアと違って、普通の魔法じゃ失敗しないからね。アンリ先生が最初に教えてくれたのが水の魔法だったから、特にそっち系が得意かな? アシェム・グリードとか、ガデル・ラアムとか」
- ??両方とも攻撃魔法だね?
- ☆.。:* レン
「戦いが好きなわけじゃないけど、誰かを守るための力は必要だと思うんだ」
- ??レンとは思えない真面目な答え。
- ☆.。:* レン
「……それ、どういう意味?」
- ??本当は、派手な魔法が好きなだけ。
- ☆.。:* レン(視線をそらして)
「そ、そんなことはない……よ」
- 角牙ウサギは今どこにいるのですか?
- ??ええと、たまたま西の荒れ地にいるところを発見したので、近況報告してもらおうか?
- ☆.。:* 角牙ウサギ
「おう! 俺は今、世界中を旅してる! とんでもなく強え奴が、どこかできっと俺を待ってるからな!」
- ??レンにも負けたくせに。
- ☆.。:* レン
「あのさ、『レンにも』って言われると、自分がすごく弱い気が……」
- ??実際、三兄弟とショーンの真ん中ぐらいだろ? 強さで言ったら?
- ☆.。:* レン
「うわあ、やな位置」
- ??言い方変えると、猫妖精と同じぐらい。
- ☆.。:* レン
「……もっとやだ」
- ☆.。:* 角牙ウサギ
「とにかく! 俺は勝ああああああああああつっ!」
- トリシアやレン、三人組、アンリなどそれぞれ特技って何ですか? セルマさんや三兄弟などの特技も知りたいです。
- ??じゃあ、トリシアからね。
- ☆.。:* トリシア
「わたしの特技はなんと言っても治癒魔法!」
- ??それ、仕事でしょ? 他の特技。
- ☆.。:* トリシア
「んと、だったら、いつでも、どこでも寝られること!」
- ??そう言えば、よく『星見の塔』の授業中に寝てたもんなあ。
- ☆.。:* レン
「……その特技、ないほうがいいね」
- ??そういうレンの特技は?
- ☆.。:* レン
「走ること」
- ??そうか。南街区の代表だったしね。ダンスもセルマにしごかれたから、上手くなったんじゃないか?
- ☆.。:* レン
「ど、どうかな?」
- ??ショーンは?
- ☆.。:* ショーン
「ぬはははあははっ! この僕の特技を語り出せば、丸一日かかるぞ!」
- ??どうせ裁縫とか、園芸とかだから、別に聞かなくてもいいや。次、ベル。
- ☆.。:* ショーン
「こら待て! 貴様! その態度は……ぐはっ!」
- ☆.。:* ベル(ショーンを突き飛ばして)
「おしゃれなことなら、な~んでも! ドレスとバッグと靴のコーディネイトは、東街区で一番だもん!」
- ☆.。:* アーエス
「……と、思っているのは……自分だけ」
- ☆.。:* ベル
「あ、あんたね! ほっっっんと、最近生意気!」
- ??アーエスの得意なことは……って、呪いは抜きにしてだからね。
- ☆.。:* アーエス
「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
- ??ず、ずいぶん考え込んでるけど?
- ☆.。:* アーエス
「……呪いが……抜きだと……可愛いことぐらいしか……」
- ☆.。:* ベル
「あたしを差しおいて、なにボケかましてるのよ! ギャグ担当にくせに!」
- ☆.。:* アーエス
「……私の……美しさへの……嫉妬?」
- ☆.。:* ベル
「その余裕の笑いは止めなさい!」
- ??(三人は放っておいて)アンリは?
- ☆.。:* アンリ
「リュートかな? 夜中にひとりで弾くことも多いし」
- ??リュートはこっちの世界ではあまりなじみのない楽器かも知れないな。格好はマンドリンに似てるよね? 音はギターに近いかも。
- ☆.。:* アンリ
「僕の弾く曲は、静かな曲が多いけど、そっちの世界のギターってすごい音がするよね?」
- ??エレキギターのこと?
- ☆.。:* アンリ
「そう、それ」
- ??弾いてみたい?
- ☆.。:* アンリ
「何か、いろいろつないだりしないと弾けないんだろう? やっぱり、リュートでいいよ」
- ??今度はサクノス家の三兄弟に聞くよ。君たちの特技だけど……。
- ☆.。:* プリアモンド
「鉄鎚」
- ☆.。:* リュシアン
「弓」
- ☆.。:* エティエンヌ
「みんなの応援」
- ??それは得意な武器! 特技じゃないから! ていうか、エティエンヌ、武器でさえないし! もう一度、プリアモンドから!
- ☆.。:* プリアモンド
「騎士ひと筋で今までやってきたから、得意なことといえば、乗馬ぐらいだなあ」
- ??それも、仕事みたいなものだから、ダメ。
- ☆.。:* プリアモンド
「と、なると……本の読み聞かせかな? 小さい頃、弟たちにしてやってたから」
- ??それはちょっと意外。次はリュシアンだけど、竪琴と歌は抜きだよ。みんな知ってるからさ。
- ☆.。:* リュシアン
「ふ……有名人はつらいな。では、宝石の鑑定などはどうだ?」
- ??それも意外。どうしてそんなことができるようになったの?
- ☆.。:* リュシアン
「以前捕まえた盗賊から教えてもらった。ニセモノはひと目で見抜けるぞ」
- ??エティエンヌは?
- ☆.。:* エティエンヌ
「聞いて聞いて~、僕はね~、ものすごく早く、髪を三つ編みにできるの!」
- ??まさか、それ自分の髪?
- ☆.。:* エティエンヌ
「ん~、それもできるけど、騎士の女の子でシャーミアンちゃんの真似したがる子が多いから、やってあげるんだ」
- ??女の子からは、人気あるからね、シャーミアンって。
- ☆.。:* エティエンヌ
「そう言えば、シャーミアンちゃんの特技ってなに?」
- ☆.。:* シャーミアン
「なぜ私に振る!? 私は聞かれていない!」
- ☆.。:* エティエンヌ
「だって、シャーミアンちゃん、困った顔が可愛いから」
- ☆.。:* シャーミアン
「と言っておいて、後ろでペロリと舌を出すな! 貴様、私が困るのを楽しみにしているだけだろう!」
- ☆.。:* エティエンヌ
「うん!」
- ☆.。:* シャーミアン
「力強く言い切った!」
- ??せっかくだから、教えなよ。
- ☆.。:* シャーミアン
「…………………………詩を書くこと」
- ??え、きみが!? ウソでしょ!!??
- ☆.。:* シャーミアン
「だから答えるのは嫌だったんだ!」
- 白天馬騎士団の本部の本館一階の実験室では、何をやっているのですか?
- ☆.。:* アンガラド
「うふふふふ。ここはアンガラドちゃんの出番~」
- ??うわ、頼む前に出てきた。
- ☆.。:* アンガラド
「あの実験室ではね~、私が毎晩、血を使った実験をしているの~。血に反応して光る薬を作ったり~、貧血を治す薬を作ったり~」
- ??時々、悲鳴が聞こえるってうわさがあるけど。
- ☆.。:* アンガラド
「実験台が~、気が小さくて~」
- ☆.。:* プリアモンド
「べ、別に気は小さくないぞ! だがな、縛りつけられて血を抜かれたら、誰だって!」
- ??あれ、プリアモンドの声なのか……。
- ☆.。:* プリアモンド
「時々、夕食に薬を混ぜられて、眠りこんだすきに実験室に連れ込まれるんだ!」
- ☆.。:* アンガラド
「少しぐらい血を抜いても平気な人って~、あなたぐらいなのよ~」
- 騎士団本部の本館二階の秘密の物置には、何があるのですか?
- ☆.。:* アンガラド
「じゃ~ん、またまたアンガラドちゃん登場~」
- ??だから、呼んでないのに。
- ☆.。:* アンガラド
「秘密の物置はね~、螺旋階段で一階の秘密の実験室とつながっているの~。だから、私の発明品で~、外に出せない危険な物を置いてあるのよ~」
- ??たとえば?
- ☆.。:* アンガラド
「うふふふ、一度にたくさん血を抜ける道具とか、見るだけで相手が震え上がる怪物が描かれた盾とか~、振り回すたびに悲鳴が聞こえる剣とか~、夜中にボオッと光るガイコツとか~、毎日少しずつポーズが変わる肖像画とか~」
- ??き、危険なものって言うより、不気味なものだよね、それ?
- ☆.。:* プリアモンド(復活して)
「……見えないよろいも、そこに置いてくれ」
- ??他には、どんなものが置いてある?
- ☆.。:* アンガラド
「騎士のみんなが、自分の部屋に置ききれなかった私物も置いてあるわ~」
- ☆.。:* リュシアン
「俺は、むかし使っていた楽器や、女性からの手紙なども置いている」
- ??返事、ちゃんと書いてる?
- ☆.。:* リュシアン
「書こうとは思うが、数が多くて間に合わん」
- ??あっそ。
- ☆.。:* プリアモンド
「私は特に何も置いていないな。兄弟の中じゃ、一番私物が少ないかも知れない」
- ☆.。:* エティエンヌ
「僕は面白そうなものがあるとすぐ買っちゃうから、いろいろ置いてるよ~。中央広場で売ってた、変なお面とか~、ショーンに似合いそうだなって思ってかったのに、ショーンがつけてくれない髪飾りとか~」
- ☆.。:* ショーン
「だから、どうしてこの僕が髪飾りをしなくてはならんのだ!」
- ☆.。:* エティエンヌ
「あ~っ! シャーミアンちゃんの詩集、見っけ~っ!」
- ☆.。:* シャーミアン(真っ赤になって)
「返せ! 返さんと切る! 絶対に切る!」
- ショーンは白天馬騎士団本部に行ったことがありますか、そのときのエピソードを教えてください。
- ☆.。:* ショーン
「ふむ。父上や兄上たちがいるからな。しょっちゅう行っているぞ」
- ☆.。:* ベル
「騎士団の入団試験、落ちたくせに」
- ☆.。:* ショーン
「その話はするな! 前回の試験はだな、その、つまり……小手調べだ」
- ☆.。:* ベル
「はあ? あんな自信たっぷりに、もう『星見の塔』にも通えなくなるなんて言ってたのに?」
- ☆.。:* ショーン
「……細かいことを覚えているヤツだな。教室のみんなに嫌われるぞ」
- ☆.。:* アーエス
「……大丈夫……すでに……総すかん……」
- ☆.。:* ベル
「……あんたって、ほんとに親友?」
- ☆.。:* ショーン(咳払いして)
「ともかくだ、僕は騎士団本部に月に四、五回は行っているし、騎士のみんなとも顔見知りだ。特に副団長は、時おり剣の練習を見てくれているので、とても感謝しているぞ」
- ??じゃあ、今度はその話を短編のコーナーでしようかな?
- ☆.。:* ショーン
「ちょっと待て! 貴様、今、よからぬことを考えているだろう!? あんなこととか、こんなこととか、書く気だな!? やめろ、それだけは! やめたら金貨を恵んでやるぞ、三流作家!」
- ??……絶対書いてやる。
- 『トリシア先生、最後の診察』の時に、厩舎の馬たちとは主にどんな話をしていたのですか?
- ☆.。:* トリシア
「馬ってもともと文句が多い生き物なんだけど、あっちが痛いとか、眠れないとかの話はよくしてくるよ。あと、気の弱い子もいて、こっちが話しかけるだけで震えちゃう感じ。それに、人間のことよく見てて、乗る時にオドオドしてると、ああ、こいつ、慣れてないなって気がついて、からかったりすることもあるから注意ね」
- ☆.。:* キャスリーン
「…………」
- ??どうしたの?
- ☆.。:* キャスリーン
「あの馬! わたくしが乗馬の練習で乗らされる馬! いつも乗ろうとするたびに勝手に歩き出したり、こっちが進もうとする方向とは逆に走ったり! あ、あれはこのわたくしをからかっていたんですわね!」
- ??まあ、君はからかうと面白いけど。
- ☆.。:* キャスリーン
「あなたも! 馬といっしょに地下牢です!」
- フィリイちゃんの好みのタイプは?
- ☆.。:* フィリイ
「もしかして、サクノス家の三兄弟のみなさん以外にってことですか~?」
- ??うん。その方が面白いかも。
- ☆.。:* フィリイ
「そうですね~。顔がよくて、運動神経がよくて、お金持ちで、地位があって、私だけを愛してくれて~、浮気はしないけど、私が浮気しても許してくれて、月に一回ぐらいは何かプレゼントをくれて、デートはいつも私の都合に合わせてくれる人?」
- ??うわ、こいつ、最低だ……。
- ☆.。:* フィリイ
「あとひとつ。いつか私が目の前から消えても、悲しまない人」
- ??へ?
- ☆.。:* フィリイ
「私、半吸血鬼じゃないですか~。誰かを好きになっても、たぶんその人の何十倍も長生きしちゃうと思うんです。好きな人が年をとって、先にいくのをみるの、やっぱり嫌ですから~」
- ??……そうか。君も考えているんだね。
- ☆.。:* フィリイ
「そうですよ~、私って、すてきな子でしょ~?」
- ??そ、それは……どうかな?
- キャスリーンの好きな人は誰ですか?
- ☆.。:* キャスリーン
「ようやく来ましたわね! わたくしへの質問が少ないので、みなさん見る目のない方たちだこと、な~んて思いかけていたところでしたのよ」
- ??好きな人ってことだけど?
- ☆.。:* キャスリーン
「オ~ッホッホッホッホッホッホッ! ……秘密ですわ」
- ??仮にも王女だし、誰かに好きって告白して、振られたらかっこう悪いもんなあ。
- ☆.。:* キャスリーン
「失礼ですわね! 片っぱしから振られまくった誰かさんとは違いますわ!」
- ??うう、心の傷が……。
- ☆.。:* キャスリーン
「ま、まあ、レンやショーンは問題外として。サクノス家の方たちなら、家柄も悪くはありませんし……」
- ??へえ、意外だね。
- ☆.。:* キャスリーン
「無理に探せば、の話です」
- ??そう言えば君、小さい頃アンリになついてたよね? 半日、アンリのひざの上に座ったまま、歌を唄ってもらって。アムがやきもち焼いてたっけ?
- ☆.。:* キャスリーン
「な、なんのことですかしら? さ~っぱり分かりませんけれど!」(ポンと手を叩いて)「ああっ! そう言えば、このあと用事が! 失礼いたしますわね!」
- ??……逃げた。
- わたしはおしゃべりフクロウのファンなんだけど、何でトリシアはおしゃべりフクロウの名前を間違えるの?
- ☆.。:* トリシア
「……誰だっけ、おしゃべりフクロウって?」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「こら~っ! あたしだ、あたし!」
- ☆.。:* トリシア
「ああ、べそっかきフナムシのこと」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「だから違~う! てか、だんだん原始的な生き物になってる!」
- ??要するに、覚える気がないんだね?
- ☆.。:* トリシア
「私の脳って、無駄なこと入れておく場所ないから」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「む、む、む、無駄なことだとおおおおおおおおおおっ! 四か月と三日もかけて考えた名前なのに~っ!」
- ??その割りには、大したことない名前かも……。
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「……あんた、夜道を歩く時には、その千三百二十三円しか入ってない財布に気をつけたほうがいいよ」
- ??な、なんで中身を知ってるんだ!
- おしゃべりフクロウは、足を洗って星見の塔に入る気はないんですか?
- ☆.。:* アンリ
「いつでも歓迎だよ。君が入りたいのなら……」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「勉強は嫌、勉強は嫌、勉強は嫌!」
- ☆.。:* アンリ
「さ、三度も言った」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「今さらちっこいアーエスなんかと机並べるなんて、かっこ悪いじゃん」
- ☆.。:* アーエス
「……呪う」
- ☆.。:* アンリ
「一生懸命勉強する姿は、決してかっこ悪いものじゃないよ」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ(アンリを指さして)
「こいつも、若いくせに説教くさいし」
- ☆.。:* アンリ
「せ、説教くさい……」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「ま、まあ、どうしてもって頼むんなら、行ってやらないことはないけど」
- ☆.。:* アンリ(苦笑して)
「じゃあ、頼むよ。ぜひ、君に来て欲しい」
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ(ちょっとモジモジして)
「き、気が向いたら……行く……かも」
- ??照れてるの?
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「だから違~う!」
…さてさて、「QアンドAコーナー」後編は、いかがでしたか?
プリアモンドの特技は「ショーンを可愛がること」、
リュシアンの特技は「ショーンをいじめること」、
エティエンヌの特技は「ショーンを可愛がると見せかけていじめること」
だと思うんですが、読者のみなさんはどう思いましたか??
ショーンの見た騎士団潜入レポート、ぜひ読んでみたいですねっ!
あ、シャーミアンがこっちをにらんでる…!!
…ということで、今年はこのへんで! 来年に期待しましょうね☆