遅ればせだけど、新入生のみんな、入学おめでとう。もちろん、新学年のみんなもね。もう新しい学校や、新しいクラスに慣れたかな? それと、地震で大変な目にあった人も多いと思うけど、みんなが元気な姿を見せれば、家族の人たちも安心すると思うから、ほんのちょっとだけがんばってみようね。
ではでは、今回もトリシアたちに来た質問に答えてもらいましょう。ええっと、まずは……。
- レンに質問だね。レンは将来、トリシアと結婚したいですか、だって?
- ☆.。:* レン
「えええええっ! 何、そのずいぶん未来の話の質問!? そんなの分かんないよ!」
- ??するとか、しないじゃなくて、したいかって質問。だから答えられるんじゃないか?
- ☆.。:* レン
「し、し、し、し、し、した……あっ! あんなところにゴブリンとドラゴンとトロールが!」
- ??に、逃げた。
- 次、トリシアに質問。よくポムを肩にのっけてますが、重くないんですか?
- ☆.。:* トリシア
「うわ、そう言えば、ずいぶん重いよね、この子。ずっしりっていうか、みっちりっていうか。きゅ、急に肩が……」
- ??こっちの世界の体重計に乗せて量ってみようか? ……うわっ、ポム、猫だったら相当のデブ猫だぞ?
- ☆.。:* キャット
「それでも平気で肩に乗せてるトリシアが、馬鹿力なのですわね」
- ??そ、そういうことみたい。
- ☆.。:* ポム
「うう、ひどいよ! 僕は育ち盛りなの!」
- さてと、その次は……ちょっと難しい質問だね。トリシアたちの世界に行くには、どうすればいいでしょうか? アンリ、答えてくれる?
- ☆.。:* アンリ
「体も一緒にこっちにくるのは、魔法を使えない限り難しいと思うけど、心だけならいつでもこっちに来られるよ。君の心が自由なら、強い想いはきっとかなうんだ」
- ??他の誰かが、そんなの無理だって言っても関係ない。たとえば、ライト兄弟は人間は空を飛べる訳がないと思われていた時代に飛行機を作ったんだから。
- ☆.。:* アンリ
「君が、今とは違う別の世界をずっと望んで努力を続けたら、そんな世界見つけられるかも知れないし、君が今いる場所を理想の国に変えられるかも知れないんだ」
- ??うう、たまに真面目に答えたら、頭痛が……。
- ☆.。:* アンリ(ため息)
「君って人間は……」
- これはベルとフローラの二人に。二人のドレスってどちらもすごそうだけど、どちらの方が高くて、多く持っているんですか?
- ☆.。:* ベル
「あたしの持っている物で一番高い服は、お父さまが南方貿易で仕入れてきた真珠を十万個使ったパールホワイトのウェディングね! 金貨で数十万は下らないわよ!」
- ??君の服って言うより、売り物だろ? それに、ウェディングなら、着るにしたって当分先じゃないか? ていうか、着られるかどうか……。
- ☆.。:* ベル
「あんっったは、いっつも一言多いのよ!」
- ☆.。:* フローラ(考え込んで)
「わたしは……そんなに高い服は持ってないかも」
- ☆.。:* ベル
「ふふん、勝ちぃ!」
- ☆.。:* フローラ
「ヴェネツィアだと、毎日別の服を着るんだもの。そんなに高いものは作っていられないの」
- ??へ? 毎日? 同じ服は二度と着ないってこと?
- ☆.。:* フローラ
「だから、同じ服に見えても、ぜ~んぶ違うものなのよ」
- ☆.。:* ベル
「くっ! やるわね!」
- ??……なんか、むなしくなってきた。引き分けってことでいいよね?
- ☆.。:* フローラ
「よくないわ!」
- ☆.。:* ベル
「いい訳ないでしょが!」
- さてと。……へえ、これはキャットにだよ。召還魔法って、たとえば何を召還できるんですか、だって?
- ☆.。:* キャット
「この美しく、優雅で、聡明で、魔法の達人にして、王位継承権第二位の麗しのキャスリーンに、召還魔法について聞きたいと? オーッホッホッホッホッホッホッホッ! 素直ないい子ですこと! 良いでしょう、答えてあげますわ! 古代魔法の巻物を読み上げるだけでいろいろな生き物を呼び出せる魔法のことですわ! 召還できる生き物は、ドラゴンにトロール、バジリスクにコカトリス、サイクロプスに魔法アヒルのグワッパさんまで、限界はありませんのよ! さあ、驚きなさい!」
- ??巻物を読むだけで呼び出せる? ……あのさ、それだと古代の巻物があれば、たいていの魔法使いは召還魔法を使えるってことだよね? その召還魔法が一番得意な魔法だっていう君は……。
- ☆.。:* キャット
「……オーッホッホッホッホッホッホッホッ! 誰かこの三流作者を牢にぶち込んでしまいなさい!」
- 魔法が下手なキャットは放っといてっと。今度の質問はアーエスに。アーエスはポムが好きですが、雷雲は好きなんですか?
- ☆.。:* アーエス
「……あの……黒いの……触り心地が……よくない……却下……」
- ??黒いのって、雷雲だよね? 触り心地って?
- ☆.。:* アーエス
「……モコモコは……ぷにぷに……してる……黒いの……ちょっと……硬い……」
- ??やせてるってこと? ぜい肉がないって?
- ☆.。:* アーエス
「……ドラゴンたるもの……ぷにぷに……もふもふで……なくては……」
- ☆.。:* ポム
「あのさ、僕、さっきからすっごく傷ついてるんだけど?」
- ??だったら、運動したら?
- ☆.。:* トリシア
「そうよねえ」
- ☆.。:* レン
「あぶらみドラゴン」
- ☆.。:* ポム
「みんなのいじわるー!」(と、逃げていく)
- ええっと、これはみんなに聞いた方がいいな。トリシアたちが一番落ち着く場所はどこですか?
- ☆.。:* トリシア
「私は診療所か、?三本足のアライグマ?亭ね」
- ☆.。:* レン
「僕も?三本足のアライグマ?亭だなあ」
- ☆.。:* キャット
「お城の自分のお部屋か……、やっぱり?三本足のアライグマ?亭ですわね」
- ☆.。:* アンリ
「僕も一応、?三本足のアライグマ?亭。最近はあまり使ってないけど、自分の部屋もあるからね」
- ☆.。:* アムレディア
「私も?三本足のアライグマ?亭は好きですよ」
- ??アンリと一緒の時は、でしょ?
- ☆.。:* アムレディア(ニコニコしながら)
「あなたには特別、居心地の悪い牢屋を用意してあげましょうか?」
- ??え、遠慮します。騎士団のみんなはどう?
- ☆.。:* エティエンヌ
「はいはい! 僕は自分の部屋だよ! あと、騎士団本部の食堂! あと、ショーンの部屋! あと……」
- ☆.。:* リュシアン(エティエンヌを押しのけ)
「お前は世界中どこでも居心地が良いだろうが? 俺は居心地など気にしたことがないので、この質問には答えられない」
- ☆.。:* プリアモンド(考え込んで)
「うーん。訓練に使う場所。特に騎士団本部の中庭かな?」
- ☆.。:* アンガラド
「医務室はー?」
- ☆.。:* プリアモンド
「それだけはない! 絶対にない!」
- ☆.。:* シャーミアン
「はやり、自室だな。……お、お気に入りのぬいぐるみもあるし」
- ??三人組は?
- ☆.。:* ショーン
「屋敷の花壇か、診療所の薬草園だぞ」
- ☆.。:* ベル
「家の衣裳部屋か、化粧部屋ね」
- ☆.。:* アーエス
「……『星見の塔』……ごはんが……毎日……食べられる……」
- ???三本足のアライグマ?亭の人気が高いみたいだけど、セルマはどう?
- ☆.。:* セルマ
「店には愛着あるよ。ま、仲間が一緒にいれば、どこだって落ち着くけどね」
- ??フィリイは?
- ☆.。:* フィリイ
「割っちゃったお皿を弁償しなくていい所がいいですー」
- ??それは自業自得。おしゃべりフクロウは?
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「金貨のいーっぱい詰まった金庫の中」
- ??……聞くんじゃなかった。
- またトリシアに質問。タロットなどの占いはできるんですか、だって?
- ☆.。:* トリシア
「タロットって何?」
- ??占いで使うカードのことだよ。トランプに似てるけど、大アルカナと小アルカナに分かれていて、『愚者』から『世界』までの二十二枚の大アルカナが、占いで主に使われるカード。小アルカナは、剣、こん棒、カップ、コインのカードからなっていて、それぞれ十四枚の合計五十六枚。この小アルカナがトランプの原型。剣のカードがトランプのスペードに、こん棒がクラブに、カップがハート、コインがダイヤのもとになったんだ。ちなみに、トランプよりも四枚多いのはキング、クイーン、ジャック(ナイト)に加えて、ペイジのカードがあるからだよ。
- ☆.。:* トリシア
「へえー、けっこうくわしいんだね?」
- ??前にやったことがあるんだよ。
- ☆.。:* レン(ヒソヒソと)
「女の子にモテたくてだ」
- ☆.。:* ショーン(ヒソヒソと)
「モテたくてだな」
- ??か、完璧に聞こえてるぞ! まあ、それはそれとして、トリシアはそういう占い、知らないよね?
- ☆.。:* トリシア
「カードとか石とか、骨を使った占いは小さな村にいる妖術師や魔女がやることはあるけど……『星見の塔』では教わらなかったもの」
- ☆.。:* アンリ
「運命は切り開くもの。占いで君の運命はこうなってるって言われて、それを頼りにしてたら、自分で何かを考えて行動することができなくなるからね」
- さあ、次々っと。……これはアンリに聞こうかな? そちらの世界の魔法使いには、使い魔はいないんですかって質問なんだけど?
- ☆.。:* アンリ
「魔法使いが魔法を使う時に力を借りる動物っていう意味の使い魔なら、今の魔法体系には存在しないね」
- ??じゃあ、昔はあった?
- ☆.。:* アンリ
「原始的な魔法が使われている国では、まだあるかも知れないね」
- まだまだ続くぞ。今度は……おしゃべりフクロウの七つ道具っていったいなんですか、かあ?
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
「よろしい! 特別にこのあたしが解説してあげる!」
- ??まだ呼んでないのに。
- ☆.。:* おしゃべりフクロウ
- まずはビリビリの鞭! 雷雲の力を借りて、相手をしびれさせるあたしの武器!
- 次はヒョイヒョイの鍵開け! これを使うと、どんな鍵だってちょいちょいって開けられちゃう!
- で、その次はベタベタのトリモチ! 相手にぶつけたり、地面に仕かけたりして、相手を動けなくさせる道具!
- 四番目はゲホゲホの煙幕! こいつを投げると黒い煙が出て、姿をくらませることができんの!
- 五番目はヤミヤミの衣! この衣をまとってると、姿が見えなくなる優れもの!
- 六番目はスルスルのロープ! どんな高い壁でも、これを使ったら簡単に上れちゃう!
- 最後はスイスイの翼! この翼をつけて塔の上からとか飛び下りたら、街の外ぐらいまではひとっ飛び!
- まだ他に、グサグサの短剣とか、ボコボコのトンカチとか、ビュンビュンの弓矢とかあるけど、そういうのはまた別の機会にね!」(ウインクする)
- ??……勝手に解説、どうも。
- やれやれ。……じゃあ、お次はこれ、いってみよう。……ダンスを踊るなら誰ですか? って、誰への質問だろ?
- ☆.。:* アンリ
「君が答えたら? 他はだいたい、踊る相手は決まってるだろう?」
- ??ちょっと待って。僕の他にも、ダンスのパートナーがいなそうなのが何人もいるじゃないか? まずはその面々に聞いてみよう。セルマ、君が……。
- ガンッ!
- ??この、暴力店主!
- ☆.。:* セルマ
「ったり前だろ! 決めつけんじゃないよ! あたしだって、ダンスの相手ぐらい!」
- ??へえ、誰?
- ☆.。:* セルマ
「そ、それは……」
- ??やっぱ、いないんじゃないか? で、もし踊ってくれるとしたら、誰がいい?
- ☆.。:* セルマ
「もし、とか言うんじゃない! あたしはね、誘ってくる男どもを片っ端から断ってんの!」
- ??だから、誰?
- ☆.。:* セルマ
「……ア、アン……やっぱ、誰でもない!」(と言って、逃げる)
- ??次、シャーミアン。君は誰がいい、ダンスの相手?
- ☆.。:* シャーミアン(剣を構えて)
「貴様、本格的に処刑されたいようだな?」
- ??じゃあ、答えて。
- ☆.。:* シャーミアン(顔を真っ赤にして)
「ダ、ダ、ダ、ダ、ダンスになんか、興味はなああああああい!」(と、逃げる)
- ??三人目はキャット。
- ☆.。:* キャット
「わ、私もですの!?」
- ??だって、絶対に相手いないし。
- ☆.。:* キャット
「余計なお世話ですわ! た、たまたま、今は私とつり合う高貴で聡明な美貌の男性がそばにいないだけです!」
- ??一緒に踊って欲しい人、いないんだ?
- ☆.。:* キャット
「そ、それは言えませんわ! お姉さまに悪いです!」(またまた逃げる)
- ☆.。:* アム(アンリの腕をつねりながら)
「……意外と人気があるのね?」
- ☆.。:* アンリ
「こ、これ、僕が責められるの?」
- ??ふふふ、いい気味だ。
- ☆.。:* アンリ
「それで、誰がいいんだよ?」
- ??……正直、踊ってくれれば誰でもいいです。贅沢は言いません。
- これ、シャーミアン関係だからついでに聞いちゃお。シャーミアンとソリスって、どうして仲が悪いんですか、だ
- ☆.。:* シャーアミアン
「別に仲が悪い訳ではない」
- ☆.。:* ソリス
「はあ? 悪いじゃん、普通に」
- ☆.。:* シャーミアン
「貴様! 読者の好感度を上げるために話を合わせんか!」
- ☆.。:* ソリス(あかんべえして)
「やっだよー!」
- ☆.。:* シャーミアン(ソリスを指さして)
「だいたい、なぜさっきのダンスの質問をこいつにしない? こいつの方が男性一般から嫌われているだろうが!?」
- ☆.。:* ソリス
「何言ってんだか、この堅物女は! あたしはモテモテ!」
- ??単に性格が合わないんだよなあ、この二人。でも、こうやって言い合ってるのが、実は好きだったり?
- ☆.。:* シャーミアン
「な訳あるかああああああ!」
- (シャーミアンたちからなんとか逃げて)よし、めげずに次の質問。大レーヌ川のニクスの女王はどうしているんですか? こ、これは誰に聞けば……。
- ☆.。:* ケルピー
「それに関しては私が答えよう」
- ??うわ、性格の悪い馬だ!
- ☆.。:* ケルピー
「貴様に言われるいわれはない!」
- ??ま、それはそれとして、ニクス、元気?
- ☆.。:* ケルピー
「気軽にニクスと呼ぶな! 陛下とお呼びしろ!」
- ??はいはい。で、その陛下は元気?
- ☆.。:* ケルピー
「本来なら、貴様ごときが尋ねていいことではないが、特別に教えてやろう。女王陛下は極めて健やかにあらせられ、大レーヌ川を治めていらっしゃる」
- ??元気だし、川は平和だってことだね。恥ずかしがり屋さんのところは治ったかな?
- ☆.。:* ケルピー
「恥ずかしがり屋さんではない! 慎ましやかと言え!」
- ??やりにくいなあ、もう。
- ☆.。:* ケルピー
「地上の民どもよ、心して聞くがよい! 女王陛下はみなの平安を祈っておるぞ!」
- ??……ほんと、こいつやりにくい。
- あー、疲れた。今度は……アンリ、君たちの冒険についてだよ。アンリ、アムレディア、フェリノール、セルマはどうやって出会ったんですか? それとこの中で一番強かったのは誰ですか?
- ☆.。:* アンリ
「フェリは僕が小さい頃からの友人。アムとセルマは旅の途中で出会ったんだ。誰が一番強いかっていうのは……どうだろ?」
- ☆.。:* セルマ
「弓ならあたしじゃないの?」
- ☆.。:* フェリノール
「馬鹿を言うな。私の方が強い弓を引けただろう?」
- ☆.。:* セルマ
「何言ってんのさ! 狙いはあたしの方が正確!」
- ☆.。:* アム
「剣ならば、私の方が上でしたね」
- ☆.。:* アンリ
「まさか? 同じくらいの腕だったよ」
- ☆.。:* アム
「三回に二回は私が勝っていました。これは紛れもない事実です」
- ☆.。:* アンリ
「かなりずるい手を使ったけど?」
- ☆.。:* アム
「あれは戦術というものよ!」
- ??みんなそれぞれ得意なものが違うから、揉めるよなあ、そりゃ。
- ☆.。:* アンリ
「得意なものが違うから、お互いを尊重して協力する。だからこそ、できることがあるんだよ」
- ☆.。:* セルマ
「その通りだね」
- ☆.。:* フェリノール
「お互いの背中を任せられる」
- ☆.。:* アム
「それが信頼」
- ??さすが。三人組なんかと比べると、団結力が強いなあ。
- トリシア、また君だよ。トリシアの本名はなんですかって?
- ☆.。:* トリシア
「もちろん、パトリシアだよ」
- ??苗字はないんだよね?
- ☆.。:* トリシア
「貴族じゃないもん。知り合いで苗字があるのってキャットとアム、それにショーンとお兄さんたち、あとは……そっか、シャーミアンもあるよね?」
- じゃあ、今度はレンに。これは簡単な質問だね。レンの本名はレナードなのに、なんでみんなレンって呼んでいるの、だって?
- ☆.。:* レン
「最初の三文字を取って短くしただけだよ。キャットやパット、それにアムも名前を縮めて呼ばれてるし」
- ??パトリシアはパットとトリシア、省略の仕方が二通りあるよね。
- ☆.。:* トリシア
「だから私の方がいい名前」
- ??そういう問題じゃないけど、まあ親しみやすい気はするかも。
- ☆.。:* エティエンヌ(どこからか現れて)
「そうそう。だから全然親しみやすくないシャーミアンちゃんは、シャーミアンちゃんのまま」
- ☆.。:* シャーミアン(剣を抜きながら)
「……貴様、よほど剣の錆になりたいようだな?」
- ☆.。:* エティエンヌ
「じゃあ、アンちゃんって呼んでいい?」
- ☆.。:* シャーミアン
「斬る! 絶対に斬る!」(エティエンヌを追いかけてどこかに消えていく)
- 最後は……アンリ、君にだ。トリシアのこと、どう思っていますか、だって?
- ☆.。:* アンリ
「と、唐突にどういう質問?」
- ☆.。:* アム(目の笑っていない笑顔で)
「私も聞きたいわ」
- ☆.。:* アンリ
「……こういう雰囲気、すごく嫌なんだけど?」
- ??正直に答えればいいんだよ。
- ☆.。:* アンリ
「最初の生徒だからね。大切な妹みたいな……いや、もう本当の妹だね」
- ☆.。:* トリシア
「あ、あの、もう一声、なんとか。例えば恋人以上、お嫁さん以下とか……」
- ??この子も、あきらめが悪いなあ……。
…以上、今回のQ&Aコーナーも
みんな元気いっぱいでしたね!(元気すぎ?)
次回もまた、素敵な企画を考えているので楽しみに待っていてね!