TOP > 白書シリーズWeb版 > 小学生白書 > 2018年9月調査

白書シリーズWeb版

小学生白書Web版 2018年9月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」

4.日常生活について
【保護者】お金の使い方について
★地域・社会との関わりの増加が、お金への意識の高まりと関係か。

【図14】お金の使い方について、お子さまと話し合うことはありますか。

↑クリックすると大きな図が見られます

家庭内ではお金の使い方についてどれだけ話し合いの機会がもたれているのだろうか。

全体の82.3%が「お金の話をする」と答えている。学年別に見ると、男女共に小学1・2年生が75%前後で平均をやや下回るが、3年生以降で男女共に80%を超え、家庭内でのお金についての子どもへの教育意識が高まることが読み取れる。また、小学3年生になると社会科の授業で「消費生活」についての学習をすることとも関係があるかもしれない。

なお、「おこづかい(金額)」の調査を見ると、おこづかい「なし」の割合は2年生では74.5%であるのに対し、3年生になると61.5%と10ポイント以上下がっている。3年生でおこづかいをもらう子どもが増えるということだが、そのタイミングで、お金の使い方について保護者と話す機会が増えるのではないだろうか。