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白書シリーズWeb版

小学生白書Web版 2022年9月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習に関する調査」

9.その他
不安や悩みがあるときの相談相手
★不安や悩み事があるときの相談相手の1位は母親。「相談しない」割合も増えている

【図】不安や悩みがあるときに、誰に相談しますか。(複数回答可)

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子どもたちは不安や悩みがあるときに、誰に相談をするのだろうか。

79.6%が「母親」と答え、次いで34.7%が「父親」、19.1%が「友達」と答えている。
性別での比較をした際に、同質問に対し、「母親」と回答した割合は、男子が76.0%、女子が83.2%となり、「父親」と回答した割合は、男子が36.7%、女子が32.7%となっている。このことから同性の親に相談をしやすい結果がうかがえる。

「友達」と答えた割合は、男女ともに学年があがっていくにつれ増えていき、男子よりも女子の方が友達に相談すると回答した割合が多い。(男子全体で14.5%、女子全体で23.7%)

不安や悩みがあるときに相談する相手がいることは大切な事であるが、全体結果のうち10.3%の子どもが相談しないと回答している。同質問は2020年から続けており,「相談しない」は、2020年6.8%、2021年以降10.5%、今年は10.8%と年々割合が増えている。
この結果に関しては注視していく必要がある。