2023年10⽉23⽇より、アドレスが変更になりました。https://www.gakken.jp/kyouikusouken/
トップページ、⽩書シリーズなど、お気に⼊りに登録されている場合は、お⼿数ですが変更をお願いします。
TOP > 白書シリーズWeb版 > 高校生白書 > 2018年9月調査
【図44】学校での成績の評価方法(評価基準、成績の示し方、評価の観点等)に満足していますか。
昨今の教育改革の潮流に従って、(大学)入試において、学力試験以外の選抜、とくにAO・推薦入試が盛んに行われるようになり、高校生にとっても学校での成績評価がより一層重大な意味を持つようになってきた。実際、高校生にとって、学校での成績評価は満足のいくものになっているのだろうか。
全体としては、「とても満足している」(12.3 %)と「まぁまぁ満足している」(48.7 %)の合計が61.0 %であり、満足している生徒の割合は約6割に留まった。一方、満足していない残り4割の生徒の中で見てみると、「まったく満足していない」が12.7 %と、「満足していない」うちの3割強を占めている。なお、学年別・性別での違いはほとんど見られなかった。
高校生の4割が学校での成績評価に不満を持っているという結果は深刻なものだと言えよう。彼らが具体的にどのように評価され、それについてなぜ不満に思っているのかなどについて、今後、さらに調査を深めていきたい。