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【図43】勉強の内容でわからないことがある場合、どうしていますか。(複数回答可)
2017年度調査の小学生、中学生にも同様の質問をしたが、勉強でわからないことがあるとき、高校生はどのように対処しているのだろうか。
結果を見ると、「学校や塾の先生にきく」(48.0 %)と「友だちにきく」(47.7 %)がほぼ同率1位で、「自分で調べる」(35.5 %)が3位となった。特筆すべきは、「放置する」割合が男子(16.3%)は女子(7.0%)の倍以上という点である。この傾向は2017年度調査の中学生にも同様に見て取れる。
「友だちにきく」「自分で調べる」割合は、2017年度調査の中学生での27.3 %、16.3 %から大幅に上昇した。一方、「保護者にきく」割合(12.8 %)は、中学生の2017年度調査の49.5 %と比べて約4分の1に低下した。
「自分で調べる」割合が中学生と比較して高くなった理由としては、年齢の上昇に伴う学習能力の高まりや、インターネットなどで様々な情報へのアクセスが容易になったことが考えられる。また、「友だちにきく」と「保護者にきく」割合の中学生からの変動については、学習内容が中学までと比べ格段に難しくなるため、保護者にとってはハードルが高く、リアルタイムで勉強を行っている同級生のほうが質問に答えられる可能性が高いからであろう。