新型コロナウイルス感染症防止のための休校措置やGIGAスクール構想による一人一台端末環境の整備により、2020年以降は全国でオンライン学習が加速している。それに伴い家庭での学習が増えることも想定されるが、子どもたちにとって家は学習をする場として適しているのだろうか。

全体の結果をみると、家で学習に集中できないことが「よくある」（23.8％）と「ときどきある」（52.8％）を合わせて76.6％と高い数値となった。男女別にみると、男子81.2％・女子72.2％となっており、男子の方が集中できないと感じる割合がやや高い傾向にあるようだ。

家庭学習で「集中できない」と感じるときはどのような状況だろうか。これに関しては今回の質問で「よくある」「ときどきある」と回答した人を対象に行った「家庭学習を阻害するもの」の調査を参考にしていただきたい。