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表2-3-(2)-a 自分だけの部屋の有無(1989~2006年)
図2-3-(2)-a 自分だけの部屋の有無(男女総合:1989~2006年)
表・図2-3-(2)-aは、小学1~6年生の自分だけの部屋の有無の変遷を記している。
1989~2006年の調査期間中に、自分だけの部屋を持っている小学生の割合は、上下動を繰り返しながらも、徐々に増加していることが分かる。自分だけの部屋を持っている割合は、1990年に40%を超えた後、1993年の21.6%まで急落した。その後再び上昇し、1999年には46.3%と調査期間中最高となっている。また、1990年代は1997年まできょうだいと一緒の部屋の小学生が最も高い割合であったが(「きょうだいと一緒」の回答が、「ある」を上回っている)、1998~2000年まで自分だけの部屋が「ある」小学生の割合が約10ポイント上回っている。2001年以降、自分だけの部屋がある小学生の割合は低下し、2002年の33.8%まで下がった後、上昇に転じ、2006年には再び40%を超える結果となった。
きょうだいと一緒の部屋の小学生の割合は、2001年・2002年・2003年と自分だけの部屋がある小学生の割合をわずかに上回ったが、2005年以降は自分だけの部屋がある小学生の割合が上回っている。調査期間を通して、少子化の影響などもあってか、きょうだいと一緒の部屋の割合は徐々に少なくなり、自分だけの部屋がある小学生の割合が多くなる傾向が見て取れる。