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小学生白書30年史(1989~2019年)

【調査テーマ】「小学生の学習・日常の30年を振り返る」

第2部 小学生の生活・生活環境の変遷
4. 興味・関心
(2)嫌いな食べ物 
★調査期間を通じて、男女ともサラダ・焼き魚の人気が低い。

表2-4-(2) 嫌いな食べ物(男女別:1989~2019年)

●男子

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  • (注1)2000年は単数回答、2015年・2016年・2019年は3つまでの複数回答、他は複数回答

表2-4-(2) (男子)は、小学1~6年生男子における嫌いな食べ物上位5位の変遷を示したものである。

小学生男子の嫌いな食べ物の特徴として目立つのは、「サラダ」と「焼き魚」が交互に1位・2位を占めている点である。また過去17回の調査のうち、「さしみ」が13回3位に入っており、次いで「目玉焼き」「卵焼き」「オムレツ」など卵料理も多くランクインしている。さらに1990年代から2000年代前半にかけては「てんぷら」、2000年代半ばから2010年代は「てんぷら」に代わって「そば」がランクインしているが、総じて和食のメニューが目立つ結果となった。

表2-4-(2) 嫌いな食べ物(男女別:1989~2019年)

●女子

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  • (注1)2000年は単数回答、2015年・2016年・2019年は3つまでの複数回答、他は複数回答

表2-4-(2) (女子)は、小学1~6年生女子における嫌いな食べ物上位5位の変遷を示したものである。

小学生女子の嫌いな食べ物で17回の調査すべてで1位となったのは「焼き魚」である。さらに2位・3位には「さしみ」「サラダ」「目玉焼き」が目立つ。男子の調査結果で8回ほど5位以内にランクインした「てんぷら」は1回程度だが、「そば」については男子よりも8回多くランクインしている。ここでもやはり、和食のメニューが目立つ結果となった。

小学生白書Web版 2020年8月調査