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勇気づけのピアノレッスン

5月

嬉しいご感想をありがとうございます♪
「勇気づけのピアノレッスン」連載開始から4年。読者の方から「このコラムを読むと、改めて自分の指導や子育てについて振り返ることができます。いつも学ばせていただき、ありがとうございます。」等、嬉しいご感想が続々と寄せられ、大変嬉しく思っています。では、今回も総まとめの続きをお送りします。

総まとめ・第2回目「誰のための指導か」

先生方と保護者、共通の願い。それは「生徒(子ども)の可能性を最大限に引き出すこと」だと思います。生徒(子ども)に、音楽を心から楽しんで欲しい、ピアノを通じて様々な技術や力を身につけて欲しい、音楽が人生の支えとなるように…等々。きっとそんな風に願っていらっしゃることでしょう。そして、みなさんそれぞれが、生徒(子ども)たちのために、日々頑張っていると思います。ただ、ここで、私たちは気をつけなければならないことがあります。これは、情熱のある先生や保護者ほど陥りやすい盲点と言っても良いかもしれません。

=主体性・自主性を育てるアドラー流指導=

ピアノを弾くのはあくまでも生徒本人です。生徒が主役であって、私たちおとなは支援者でしかありません。これを意識していないと、いつの間にか、生徒を苦しめることにもなりかねないことを、私たちは知っておいたほうが良いと思います。良かれと思ってやっていることで苦しめているとしたら、それはとても悲しいことです。本人が望んでいないことを、私たちおとなが強要することは避けたいものです。生徒の主体性・自主性を伸ばしたいのであれば、指示や命令は必要ありません。自らが練習したくなるように導いていけば良いのです。

=褒める・叱るより有効な勇気づけ=

褒めたり叱ったり、あるいは、ご褒美や罰などで、子どもを動かそうとするのは、「指導」というよりは「操作」であると、アドラー心理学では考えます。おとなの言う通りに動く子どもを育てるのではなく、自ら考え行動する子どもを、勇気づけで育てる。それが、自立へとつながります。

=私たち指導者(保護者)ができることとは?=

私たちの役目は、子どもたちが自分の力で問題を解決したり、成長していくのを助けることだと考えます。おとなの設定したゴールへ無理矢理手を引っ張って到着させるのではありません。本人が行きたいゴールはどこなのかを見つけ、時に一緒に考え、自分の力で到着できるようサポートすることが重要なのです。ここを見誤ることのないよう、私たちは細心の注意を払う必要があります。

松井美香
「勇気づけの音楽家」東京音楽大学ピアノ専攻卒業。『愛のピアノレッスン』(学研プラス刊)にて手記を執筆。『学研キッズネットfor Parents』にて、アドラー流子育てコラム連載中:
https://kids.gakken.co.jp/parents/series/adler/
【HP】
松井美香ピアノ教室: http://matsuimika-piano.net
【ブログ】
ピアノの先生のためのモチベーションアップ術:http://ameblo.jp/makeachangewithlove/
※無料メルマガ好評配信中(ご登録はブログにてお知らせしています)

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4月

連載から4年が経ちました!
早いもので、「勇気づけのピアノレッスン」の連載を開始して丸4年が経ちました。いつも、多くの先生方や保護者にお読みいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。また、コラムをご依頼くださった学研の方にも、この場をお借りして御礼申し上げます。アドラー心理学に基づく「勇気づけのピアノレッスン」が、徐々に多くの先生方に共感され浸透していることを、今、本当に嬉しく思っています。さて、今回より3回にわたり、4年間の総まとめとしてコラムを掲載します。

総まとめ・第1回目「ピアノ指導の目的とは?」

今回はその第1回目。テーマは「ピアノ指導の目的とは?」です。多くの先生方や保護者の方は、既に、生徒(子ども)を伸ばすために、様々な勉強や工夫をされていることと思います。指導法や子育ての方法について学ぶことはとても素晴らしいことです。ただ、それらを存分に生かしたいのであれば、単に手法を学ぶだけではなく、指導の理念や軸、つまり教育の本質となる部分を明確にする必要があると思います。アドラー心理学は、まさに、その基礎や土台となる部分を学ぶことができるのです。

=生徒主体のピアノレッスン=

かつては、指導者が知識や経験を教え与える指導が中心でした。生徒の演奏を聴き、ミスを指摘し修正するというスタイルが一般的であったと思います。ですが、教育研究の分野では、このような方法だけでは生徒の主体性は伸ばせないという指摘もあります。アドラー心理学でも、生徒の主体性を伸ばすことを重視しています。ですので、これからのピアノ指導は、指導者が指示を与え、生徒がその通りに弾くというようなレッスンではなく、生徒自らが感じ考え、表現するというスタイルに変化していくことでしょう。これはとても喜ばしいことです。なぜなら、その方が生徒の個性を伸ばすことができるからです。

=生徒と共に学ぶ=

アドラー心理学では、「人は年齢や性別を問わず、みな対等の存在である」と考えます。つまり、指導者と生徒は、役割や立場は違っていても、人として対等なのです。師弟関係も親子関係も、与え・与えられる、教え・教えられるというような上下関係ではなく、主従関係でもなく、対等な関係を築きます。そうすることによって、信頼関係はより深まり、お互いに成長できるのです。

=教育の目的は自立です=

教育の最終的な目標は「自立」と考えます。子育てもピアノ指導も同じです。生徒(子ども)が自分の足で立ち、歩けるよう導くことが、私たち指導者や保護者の大きな役目なのではないでしょうか。生徒(子ども)たちの自立を目指し、どんな時も勇気づけをする指導者や保護者の方が、世界中に増えることを願ってやみません。

松井美香
「勇気づけの音楽家」東京音楽大学ピアノ専攻卒業。学研「愛のピアノレッスン」にて手記を執筆。
【HP】
松井美香ピアノ教室: http://matsuimika-piano.net
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3月

~アドラー流で考える 生徒・保護者とのコミュニケーション~
前回までは、事例を通して日々の生徒や保護者とのコミュニケーションを振り返ってきました。今回はまとめとして、自分自身について考えてみましょう。

◆こんな時、どうしましょう?

自分の指導に自信が持てない……。

日頃から熱心にご指導をされているからこそ、悩みや苦労が出てくることもありますよね。自分の指導について感じていることや頭の中で考えていることを書き出してみましょう。書き出してみることで、思考整理ができますし、改善点もきっと見えてきます。

●どのようなことに自信が持てないと感じていますか?
*書き出してみましょう。

 

●それを改善するためには、どのようにしたらよいと考えますか?
*書き出してみましょう。

 

◇アドラー流コミュニケーション ~松井先生の場合
*一例として参考になさってみてください。

私も過去に友人の上手な演奏を聴いて、自分のレベルの低さに落ち込んだり、どうしてこんなに練習しているのにうまく弾けないのかと、自分の才能のなさを人や環境のせいにしたこともありました。華やかな経歴もなければ、生徒がコンクールで大きな賞を受賞したということもありません。かつてはそれをコンプレックスに感じていたことも、正直言えばあります。アドラーは「劣等感」について、こう語っています。「劣等感を抱くこと自体は不健全ではない。劣等感をどう扱うかが問われているのだ」。つまり人は誰でも、劣等感をバネに成長することができる、と教えてくれているのです。

生徒さんを勇気づけるべきおとなにこそ、本当はもっと「困難を乗り越える力」=「勇気づけ」が必要なのかもしれません。私たちおとなもまた、「生徒さんへの勇気づけ」と同様に、「自分への勇気づけ」をしていかなければならないと考えています。
「相手(この場合は生徒さん)をより良い方向へ導きたいのであれば、まずは自分から変わる。」というのがアドラー流の考え方です。心から生徒さんのことを考えているのであれば、今までのうまくいかなかった方法を見直してみてください。
読者のみなさんは、既に多くの勉強をされていらっしゃることと思います。ですから、堂々と胸を張り自信を持って、指導に取り組んでみてください。ピアノを弾くのは、あくまでも生徒さん本人です。他人を変えることはできません、変わることができるのは自分だけなのです。

松井美香
「勇気づけの音楽家」東京音楽大学ピアノ専攻卒業。学研「愛のピアノレッスン」にて手記を執筆。
【HP】
松井美香ピアノ教室: http://matsuimika-piano.net
【ブログ】
ピアノの先生のためのモチベーションアップ術:http://ameblo.jp/makeachangewithlove/
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2月

~アドラー流で考える 生徒・保護者とのコミュニケーション~
今回も、事例を通して日々のコミュニケーションを振り返ってみましょう。

◆こんな時、どうしましょう?

ある曲をレッスン中……、
なかなか曲想をイメージできないようです。
生徒さんにはどんな声かけをしたらよいでしょうか?

読者のみなさまにも、このようなご経験があるのではないでしょうか。こんな時、どのような対応をしたらよいか、頭の中で考えていることを書き出してみてください。書き出してみることで、思考整理ができますし、改善点もきっと見えてきます。

●生徒さんに曲想を考えてもらいたい時、どのような声かけをしたら、よいでしょうか?
*書き出してみましょう。

 

◇アドラー流コミュニケーション ~松井先生の場合
*一例として参考になさってみてください。

私は、生徒さんが曲をある程度弾けるようになった時に、こんな質問をしています。「この曲ってどんな景色が思い浮かぶ?」「この曲を物語にするとどんな感じ?」「この先ってどうなると思う?」「どんな音で弾いたらもっと素敵になるかな?」あるいは「この曲が弾けるようになったらどんな気持ちになるかな?」などなど。テストではありませんから正解はありません。自由に想像させることで、空想の世界を思い描いてもらいます。生徒さんたちは、これらの質問をきっかけにどんどんファンタジーを創造していきます。そして、生徒さんが答えてくれたことを、一緒に面白がりワクワクしてみてはいかがでしょうか?「それって楽しそうだね!」「凄いね!」「なんかワクワクするね」と。もちろん、こういうことがすぐにできない生徒さんもいます。それでも、みなさんご存知の通り、子どもの頭はとても柔らかいものです。質問をしているうちに徐々に慣れ、楽しさやワクワクを体験することができるようになっていきます。生徒さんの好奇心をどんどん引き出せるようになったら素晴らしいと思いませんか?
生徒さんに限らずですが、私は子どもたちの想像力アップに「読み聞かせ」をおすすめしています。ぜひレッスンにも取り入れてみてください。

松井美香
「勇気づけの音楽家」東京音楽大学ピアノ専攻卒業。学研「愛のピアノレッスン」にて手記を執筆。
【HP】
松井美香ピアノ教室: http://matsuimika-piano.net
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1月

~アドラー流で考える 生徒・保護者とのコミュニケーション~
今回も、事例を通して日々のコミュニケーションを振り返ってみましょう。

◆こんな時、どうしましょう?

レッスン中に生徒さんがピアノの前にじっと座っていられず、
立ち上がったり、歩き回ったり、勝手な行動をします。
どうしたらよいのでしょうか……。

読者のみなさまにも、このようなご経験があるのではないでしょうか。こんな時、どのような対応をしたらよいか、頭の中で考えていることを書き出してみてください。書き出してみることで、思考整理ができますし、改善点もきっと見えてきます。

●レッスン中の生徒さんの不適切な行動に、どのような対応をしていますか?
*書き出してみましょう。

 

◇アドラー流コミュニケーション ~松井先生の場合
*一例として参考になさってみてください。

生徒さんの不適切な行動をやめさせる時、指導者や親である私たちが、まずしてしまいがちなのが「叱る」という行為。でも「ダメって言ったでしょう」や「何回も言ってるのに、なんでできないの!」と叱っても、なかなか生徒さんはやめてくれません。それどころか、ますますエスカレートすることもありますよね。
アドラー心理学では、「人は注目されるところが強化されていく」と考えます。なので、生徒さんが不適切な行動をした場合、そこに注目をしてはいけません。注意したり叱ったりすると、それは注目していることになるので逆効果です。そうではなく、適切な行動をした時だけ注目をします。すると、不適切な行動をしても、注目されないことを理解し学んでいくのです。「こんなことをしていても、先生は構ってくれない」「もっと良いことをして注目されよう」と、切り替わるのです。ですから、それをやめさせたいのであれば、“注目しない”ということが、とても大切だと思っています。そして、適切な行動をとった時にこそ、注目し認めるようにしています。できて当たり前と思うようなこと、例えば「いつもレッスンに来る」というようなことにも注目し、勇気づけてみるのです。生徒さんの行動に対して、決して慌てず冷静に観察し、その目的を考え、落ち着いて導くことが重要だと考えます。ぜひ「叱らない指導」「不適切な行動に注目しない指導」を心がけてみてください。

松井美香
「勇気づけの音楽家」東京音楽大学ピアノ専攻卒業。学研「愛のピアノレッスン」にて手記を執筆。
【HP】
松井美香ピアノ教室: http://matsuimika-piano.net
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