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表2-1-(5)-a 通信機器の利用目的(男女総合:2001~2019年)
表2-1-(5)-aは、小学1~6年生の通信機器の利用目的(上位5位)の変遷を示したものである。近年は「動画閲覧」と「ゲーム」が人気であり、通信機器が娯楽のために利用されている様子が見受けられる。この調査の選択肢はスマートフォン、タブレット、パソコンに共通して可能なものである。こうした通信機器の多機能化とともに、物心ついた頃からインターネットが当たり前の生活環境に育つ子どもたちは、それ以前の世代と比較して、時間の使い方や情報との接し方、対人コミュニケーションに至るまで、より高度なリテラシーが求められていると言えるだろう。
【参考資料】
前述の2016年からの調査は携帯電話に限らず通信機器全般の利用目的に関する調査であったが、ここでは2001~2006年の携帯電話に限った利用目的について紹介する。
表2-1-(5)-b 携帯電話の利用目的 (男女別:2001~2006年)
●男子
●女子
表2-1-(5)-2は小学1~6年生の携帯電話の利用目的の上位5位の変遷を示したものである。男女ともに、携帯電話の利用目的は圧倒的に「家族との連絡」が多数である。その他のランキングを見ても、基本的にはメールや電話などの連絡ツールとしての利用が目立っている。
2016年以降と比較すると、たった10年の差ではあるが、通信機器の多機能化が子どものライフスタイルに及ぼす影響は格段に増したと言えるだろう。