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12月
あかね先生の新しいセミナー「ピアノ・テクニックのレッスン法」が始まりました! 担当者(いも)も伺ったのですが、それはそれは楽しく充実した2時間でした。これまで開催してきた譜読みのためのセミナーでは身体を使ったり、ゲームが登場したりと、にぎやかなものでしたが、それとは打って変わって、今回はずっとピアノに向かっての指導内容です。「ピアノを始めたばかりの子どもはずっと座っていてはつまらない。それにテクニックは、子どもたちが初めてやることばかりだし、細かいニュアンスを指導するから、禁止事項ばかり。それで子どもたちも先生もいやになっちゃうのよね。」とのあかね先生の言葉に、一同、大き く首を縦に・・・うん。あかね先生もだいぶ苦労されているのだそうです。
そこで、決して無理強いするのではなく、子どもたちに寄り添うように培われた指導法が生まれたというわけです。具体的な指導法はセミナーに足を運んでいただいたときにお聞きいただくとして…。
次号では、その概略をご紹介したいと思います。(いも)
11月
あかね先生のレッスン・ルーム(3)
音楽的に弾くためのピアノ・テクニックを、子どもに向けてどのように指導するのか、9月号では、あかねピアノ教室で実践している“脱力奏法”をご紹介いたしました。いかがでしたか?今回は、音をならすための基本“打鍵奏法”をご紹介したいと思います。ウェブサイト「学研おんがく.net」で動画もご覧いただけますので、のぞいてみてくださいね。(いも)
●4分音符で打鍵奏法を学習する(『はじめてのテクニック ピアノのほん①』P.45より)
基本的な打鍵奏法の学習です。導入期から“指が自然に落ちる力”(重力)を利用することを指導しましょう。指の力を落とすようなイメージで、「鍵盤の上を指で歩くように弾こうね」などと声をかけると良いでしょう。「すとん、すとん」と言いながら弾かせると理解が深まります。また、指を上げたときに指先が突っ張ってしまうことがよくありますので、“指が鍵盤に触れるところ”を下に向けるように注意しましょう。
今月のセミナースケジュール
10月
『はじめてのテクニックピアノのほん』第2巻が発売されました!
伴奏とメロディーとの音量バランスを考える項目や、8分音符をなめらかに演奏するための項目などが収録され、音楽の幅が広がっていきます。10月から、この「ピアノのほんシリーズ」を教材にしたセミナー『ピアノ・テクニックのレッスン法』が始まります。会場がお近くのときは、ぜひ足をお運びください♪(いも)
今月のセミナースケジュール
9月
あかね先生のレッスン・ルーム(2)
近ごろ、ピアノを始める年齢がどんどん低くなっています。その流れから、音楽的に弾くためのピアノ・テクニックも、より低い年齢に向けた指導が要求されてきているようです。たとえば、脱力のしかたなど。大人でも理解が難しい“脱力奏法”について、子どもにどのように指導するのか、それについてはさまざまな指導法があると思いますが、あかね先生は子どもにとって親しみやすい表現を使ってレッスンをされているそうです。先日発売になった『はじめてのテクニックピアノのほん』の指導法のページに掲載されていますので、その一部をご紹介したいと思います。(いも)
●2分音符で脱力奏法を学習する (『はじめてのテクニック ピアノのほん①』P.46より)
音を響かせるための基本的な脱力奏法を学習します。あかねピアノ教室では、2分音符を弾くとき、*「にゃ〜おん」と言いながら2拍目で手首を持ち上げるよう指導しています。ゆっくりと、手首の力をゆるめながら持ち上げることがポイントです。
*「にゃ〜おん」:柔らかな脱力してイメージや、手首を持ち上げたときの手の形が猫を連想させることから、脱力奏法の指導に用いてます。
8月
丸子あかね先生の「導入教材シリーズ」は、ピアノを弾く前の導入期に“きちんと楽譜を読む力”を養うことで、譜読みについていけずにピアノをやめてしまう生徒さんをなくし、一人でも多くの生徒さんに楽しみながらピアノを続けてもらえるよう教材を開発してきました。譜読みのストレスをなくすことができれば、ピアノを演奏することに余裕ができます。つまり、自分の弾いた音、演奏の音自体に集中することができるようになるのです。
先日完成した『はじめてのテクニック ピアノのほん』は、読譜力を身につけた生徒さんたちが、自分が弾く音に集中しながら、どのように鍵盤に触れると、どのような音を出すことができるのか、そんな演奏の技術、方法を身につけていく教材です。
テキストの巻末には、「あかねピアノ教室」(あかね先生が主宰している教室です)で実践している指導方法をカラーの図解付きで掲載しました。レッスン方法のヒントにしていただければと願っています。
この内容の一部を盛り込んだ冊子「ピアノのほん 指導者向けガイド」を制作しました! 全国の楽器店、一部の書店で無料配布しています。ぜひお気軽にお持ち帰りください♪(いも)
7月
いよいよ、新しいピアノ教材が発売になります。その名も『はじめてのテクニックピアノのほん』!あかね先生の指導経験に基づいてまとめられた、音楽的に演奏するために必要なピアノ・テクニックを、導入期から身につける教材です。制作するにあたってのあかね先生の想いを、「指導者向けガイド」(無料配布中!)の前書きより抜粋して掲載いたします。
導入期のレッスンにおいては表現力の指導が後回しになってしまいがちですが、早い段階からさまざまな演奏方法を身につけることで、生徒さんは演奏することの楽しさ、音楽の楽しさを体感し、その経験が、ピアノを長く続けていくための大きな原動力となります。さらに、それを応用してたくさんの曲を弾き、自分の演奏に対する”聴く耳”を持つことができれば、すてきな音楽を奏でることができるようになるはずです。(「指導者向けガイド」P.2より抜粋)
導入期の生徒さんに具体的な演奏方法を指導するには、大変な苦労があるかと思います。なぜって、そのための練習は、子どもたちにとって決して“面白いもの”ではない…のでしょうし。そこで、この教材は、子どもたちができるだけ楽しく、そして集中して取り組めるものにしたい!という考えから、さまざまな工夫をこらしました。“練習曲”は短い4小節、その後には“タイトル付きの曲”を掲載し、これを目標にして頑張ってもらえるような構成にしています。さらに、併用曲集『はじめてのテクニックピアノのほんレパートリー』には、もっとたくさんの曲に触れることができるように30曲の小曲を収載しました。そして!これらの作曲は、主に轟千尋先生。短い曲の中にも、かわいらしいメロディーや、素敵な音色がちりばめられています。イラストは「導入教材シリーズ」でお馴染みの尾田瑞季さん。色彩豊かなやさしいイラストが子どもたちの感性を育んでくれます。(いも)
【テキスト】 ■菊倍判/4C/50頁/本体価格1,200円(税別)
【レパートリー】 ■菊倍判/4C/40頁/本体価格1,000円(税別)
★今後の発刊予定★ 第2巻 2013年10月/第3巻 2014年1月
今月のセミナースケジュール
6月
あかね先生のレッスン・ルーム(1)
「私たち指導者は、“言った”ことで子どもに“伝わっている”と思いこみがちです。」とあかね先生。先日、ある指導者向けの講演会で「“言うこと”と“指導すること”の違い」についてお話をされたときのひとコマです。このときは「リズム指導」についてのお話でしたが、これは指導全般に言えることかもしれません。そこで、今回はピアノを弾くときの“強弱の指導”を例にお話を伺いました。
「導入期の子どもに やの弾き方を指導することは、なかなか難しいことよね。つい、“は強く弾くのよ”と言葉だけでレッスンを進めてしまうけれど、幼いうちに“しくみ”(理屈)を教えてあげることも大切なんじゃないかしら。たとえば、私の場合は、指を上げる“高さ”と指を下ろす“スピード”の差で変化をつけるということに重点を置いて指導しているの。だから、レッスンでは『指を高くあげてごらん』『指をゆっくり下ろしてみて』と具体的な指示をしてあげるように心がけているのよ。」
もちろん“強弱の指導”の場合、難しい曲になれば、さらに腕や肘、肩の力なども絡み合って、いろいろな音量・音色を作っていくことになるのだと思いますが、導入期の子どもには“指の作用”に絞って指導することがわかりやすさの秘訣だと感じました。
“指導する”ために大切なことは、“しくみ”(理屈)を教えてあげること。“子どもに難しいことを言っても…”と思ってしまいがちですが、アプローチのしかたを変えるだけで、驚くほど子どもが理解するということもあるようです。(いも)
ただいま、導入期のピアノ・テクニックを学ぶための教材を制作中です! あかね先生の長年の指導経験で培われたカリキュラムのもと、作曲を轟千尋先生、絵を尾田瑞季さんにお願いし、とっても楽しい教材に仕上がること間違いなし! その他、子どもたちが取り組みやすいように、たくさんの工夫をしています。詳細は来月号でお知らせいたします。7月上旬発売予定です! どうぞ、お楽しみに★
今月のセミナースケジュール
5月
導入指導のカギはどれだけたくさんの“引き出し”を持っているか—。
『AERA with Kids』に続き、先日、あかね先生にまたもや取材依頼が!
幼いお子さんを持つ保護者の方向けのWebサイト「みどりのなかま」から、“家庭でできる音楽への興味を育てる遊び”についてです。そこで、あかねピアノ教室で実践している「リズム」や「おんぷ」を覚えるための遊びの中から、家庭で取り組みやすいものをご紹介したとのこと。現在、動画で公開されています。
モデルのお子さんは3才の女の子。お母さん役はあかねピアノ教室の先生です。初対面の感じが、体験レッスンの参考にピッタリ…かも!?
「幼いお子さんを指導するときは、どれだけたくさんの“引き出し”を持っているかがカギ。“引き出し”の参考になれば嬉しいです。」とあかね先生。ぜひご覧になってみてください♪(いも)
・みどりのなかま http://www.889100.com/midori/
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4月
2月某日、あかね先生のもとに、雑誌『AERA with Kids』(朝日新聞出版)から取材の依頼が…。「“大人になっても役に立つ力”を育む 習い事の取り組み方」という特集コーナーです。「ピアノから得られる力とは?」という質問に対するあかね先生の回答は「辛抱強さ」「継続力」「計画する力」。…確かに!
他にも、サッカー、将棋…さまざまな習い事の視点から書かれています。既に発売されていますので、ぜひ書店でご覧になってみてくださいね。(いも)
『AERA with Kids 春号』(朝日新聞出版)定価: 680円(税込) 発売中!!
今月のセミナースケジュール
3月
「今は、指導者が選ばれる時代なのよね…。」とあかね先生。
以前はピアノを習っていることがステータス。“先生は絶対的な存在!”というような節もあったように思います。しかし、最近では、習い事の多様化や少子化の影響で、指導者が選ばれる時代と言えるかもしれません。「私たち指導者には、“どれだけ魅力的なレッスンができるか”ということが求められているのよ。そのためには、指導者同士で情報交換する機会が貴重よね。」(あかね先生談)(いも)
今月のセミナースケジュール
2月
今月は千葉、長野、静岡の3県でセミナーが開催される予定です。
「たくさんの先生方とお話しできる機会は本当に貴重♪」(あかね先生談)
あかね先生も楽しみにされています(いも)
今月のセミナースケジュール
1月
「リズムを勘でおぼえちゃっている生徒さん…いない?」あかね先生の呼びかけに、セミナーを受講されている先生方の多くがうなずいた、印象的なひとコマです。子どもは真似をすることが得意なので、先生の真似をして勘で弾いていることが多いのだとか。ニュアンスでリズムを感じることも大切だけど、それだけではいつか譜読みができずに困るときがくる…。だから、導入期からリズムを学習することが大切なのですね。(いも)
今月のセミナースケジュール
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