規則正しい形をした、きれいな結晶は自然がつくり出した芸術品です。実際に結晶をつくり、どのようにして結晶ができるかを調べて、自由研究にまとめてみましょう。
結晶の自由研究をするのにおすすめなのが、学研の自由研究おたすけキットシリーズ「結晶を作ろう」です。キットの中に、尿素、スポイト、ろ紙、容器、ガイドブックなどが一式入っています。このキットのほかに、食塩、スプーン、コップ、割りばし、お湯などを用意すれば、すぐに実験が始められます。 |
自由研究おたすけキットシリーズ |
コップを2個用意します。それぞれにお湯(約40℃)を10mL(深さ1cmくらい)入れます。 |
片方のコップに、キットの尿素を1袋分入れます。そして、もう一方のコップには食塩を約5g入れます。それぞれ2分間ほどよくかき混ぜ、とけるだけとかします。5分ほど静かにおいて、とけ残りが底にしずむのを待ちます。 |
それぞれの上ずみ(透明の部分)をスポイトで吸い取り、キットの容器の底一面に水溶液がいきわたるように入れます。 ※尿素、重そうは別べつの容器に入れましょう。また、とけ残りが入らないように注意しましょう。 注意:使ったスプーンやスポイトは、水で洗ってから、次の作業を行いましょう。スポイトを洗うときは、水を吸って中を洗ったあと、次に使う液を吸って、もう一度その液で中を洗います。また、不用な新聞紙などをしき、部屋や服などをよごさないように気をつけましょう。 |
材料の名前を書いておき、尿素と食塩を間違えないようにして観察します。あまりゆれたりしない、風通しがよくて静かな場所に並べて置いておきましょう。 ※残った尿素や食塩の水溶液はくり返し使えます。乾燥して結晶になっていたら、お湯にとかして使いましょう。実験で結晶にしたものもとかせばまた使えるようになります。 |
尿素の水溶液を観察していると、下の写真のように細長い結晶ができてきます。
食塩の水溶液は、しばらく観察しても変化は見られません。
※結晶ができるまでの時間は、季節やまわりの条件(エアコンや暖ぼう器具の使用など)によって変わります。暖かくて、湿気が少ないほど結晶ができやすくなります。
※結晶がうまくできないときは、せん風機で弱い風を当ててください。
- 尿素の結晶
数日後、尿素も食塩も白い結晶ができました。結晶の量は尿素の方が多く、容器の裏から見ると、細長い針のような結晶ができていることがわかります。また、食塩は四角い形の結晶ができています。
実験をしたら、レポートにまとめましょう。まとめ方実例レポートを参考に、自分だけの自由研究を完成させよう。
※レポートは表裏の2ページ
イラスト=山内ススム/かとうとおる
結晶を作ろう
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自由研究おたすけキットシリーズ結晶を作ろう
価格:1,200円+税
尿素などの水溶液から、結晶を作る実験をします。さまざまな条件のちがいで変わる、結晶のでき方を研究することができます。自由研究にもおすすめです。
- スポイト
- モール
- 容器(4こ)
- ろ紙
- 尿素(2袋)
- ガイドブック
- まとめ方実例レポート
- キットに入っているもの
- 結晶のでき方を調べよう
- いろいろな形の結晶を作ろう
- なぜだろう? 考えよう
- 挑戦しよう① 大きい結晶ツリーを作ろう
- 挑戦しよう② 色つきの結晶を作ろう
- もっと知りたい! 結晶のひみつ