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【図】将来役に立つと思う教科は何ですか。
小学生が「将来役に立つ」と思っている教科は、「算数」「国語」「外国語」であった。順位、傾向とも、2017年、2018年、そして2021年の調査結果と大きな変化はなく、この3教科で全体の70.2%を占める。
「算数」は、調査開始以来、不動の1位となっている。男女別でみたとき、男子33.7%、女子25.0%と、差が8.7ポイントと差が出たが、この傾向も変わっていない。
一方、「国語」は、2017年調査で、女子が32.8%、男子20.8%と男女差12.0ポイントあった差が、調査年ごとに縮まり、今年調査では1.5ポイント差までになった。
「役に立つ教科はない」という回答は、2021年6.0%から8.3%と2.3ポイント上昇。各学年とも上昇しているが、特に6年生で、5.5%⇒10%と4.5ポイントも上昇しているのが印象的。多様な学びの必要性が問われているだけに、今後の継続調査が必要かもしれない。