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白書シリーズWeb版

小学生白書Web版 2022年9月調査

【調査テーマ】「小学生の日常生活・学習に関する調査」

8.学習について
将来役に立つと思う教科
★“好き・嫌いな教科”で1位の「算数」がトップ。上位教科に大きな変化はないが…。

【図】将来役に立つと思う教科は何ですか。

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小学生が「将来役に立つ」と思っている教科は、「算数」「国語」「外国語」であった。順位、傾向とも、2017年2018年、そして2021年の調査結果と大きな変化はなく、この3教科で全体の70.2%を占める。

「算数」は、調査開始以来、不動の1位となっている。男女別でみたとき、男子33.7%、女子25.0%と、差が8.7ポイントと差が出たが、この傾向も変わっていない。

一方、「国語」は、2017年調査で、女子が32.8%、男子20.8%と男女差12.0ポイントあった差が、調査年ごとに縮まり、今年調査では1.5ポイント差までになった。

「役に立つ教科はない」という回答は、2021年6.0%から8.3%と2.3ポイント上昇。各学年とも上昇しているが、特に6年生で、5.5%⇒10%と4.5ポイントも上昇しているのが印象的。多様な学びの必要性が問われているだけに、今後の継続調査が必要かもしれない。