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11月

久元祐子レクチャー・コンサート 無事に終了!「モーツァルトが愛したピアノフォルテの響き~名器から生まれた名曲たちを聴く~」


▲ヴァルター
(1795年モデル ペトロゼッリ制作)


シュタイン
(1788年モデル ズッカーマン制作)

この誌面で何回かお知らせしておりました、久元祐子先生のレクチャー・コンサート「モーツァルトが愛したピアノフォルテの響き~名器から生まれた名曲たちを聴く~」が去る9月29日に無事開催されました!

前日の叩きつけるような雨からうってかわって、当日は楽器移動日和の秋のすがすがしい晴天!久元先生はご自身もお認めになる「晴れ女」との事で、効果は絶大です。会場の五反田文化センター・音楽ホールは250席ほどの会場。ピアノフォルテの音がまろやかにひろがる素敵な空間です。はるばる五反田までやってきたアンドレアス・シュタイン・モデルとアントン・ヴァルター・モデルのピアノフォルテたち、なんとワンボックスの荷室に2台並んで登場です。モーツァルトが自身の楽器を持ち歩いて演奏会を行った…というのが実感されます。第一印象は、とにかく華奢!弦やハンマーの材質、弦の張り方など、モダン・ピアノとは全然違う楽器たちです。詳しくは『モーツァルトとヴァルター・ピアノ』(久元祐子著・学研プラス刊)をお読みいただければと思います。

コンサートはヴァルター・モデルでの「幻想曲」の演奏から始まり、先生のわかりやすく楽しいお話をはさみつつ、2年前に新発見された自筆譜に基づく「トルコ行進曲」付きソナタKV331をシュタイン・モデルで。ここで休憩をはさみ後半はKV333とKV545のソナタをヴァルター・モデルの音色で…と、2種類の楽器の響きの違いと先生のお話とで、モーツァルトへの理解が存分に深められたひとときでした。
時代楽器には過酷な寒暖差のなか、それでも自在にピアノフォルテを操り熱い演奏とトークを繰り広げてくださった久元祐子先生に、心からの拍手とブラーヴァを捧げつつ…。またどこかでこのようなコンサートが開けたら、次回はぜひ!体感してみてください!(か)

 

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10月

レッスンに役立つ!調性の話第5回~まとめ(前半)~

今回と次回で、「調性の話」をまとめたいと思います。第1回で「調性感を身につけると表現力がアップ」するだけでなく、ついでに「楽典のおさらい」もできるとお話ししました。
ポイントは生徒さんへの「問いかけ」です。オリジナルの「問いかけ」集を作っていただくヒントになるように、第2~4回で「問いかけ」をいくつかご紹介してきました。今回は、これまでの内容を踏まえ、新たに曲に取り組むときの着眼点を整理したいと思います。

■着眼点を箇条書きにしよう

以下の6 つが、これまでお話ししてきた調
性を感じ取るためのポイントです。

  • ・取り組んでいる曲の調性を知る
  • ・ピアノ以外の楽器をイメージする
  • ・全体のつくりを把握する
  • ・終止形を明確にする
  • ・3 段目あたりに注目する(短い曲の場合)
  • ・細かい和音を感じる

できれば箇条書きにしておきましょう。練習しているうちに、いつのまにか着眼点は埋もれてしまうものです。楽譜を広げてなんとなくピアノを弾くのではなく、ポイントを絞って曲に取り組む習慣もつけるように努力しましょう。

■順番に確認していこう

まず調号を確認します。そして過去に取り組んだことがある同じ調性の曲などと比較しながら、調性の雰囲気を一緒に感じてください。ピアノ以外の作品で、生徒さんが知っている曲を紹介できると効果的です。

次に、全体を見渡していくつかの部分に曲を区切り、各部分の最初と最後の和音進行を弾いてあげましょう。和声的に形式を把握することはとても大切です。たくさん曲をこなすうちに、典型的な終止のパターンも耳で把握できるようになるはずです。また、曲中にはクライマックスが必ずあることも教えてあげてください。

曲に慣れてきたら、各部分の最初から最後までの和音進行を感じてもらいましょう。なるべく多くの和音を、細かく捉えてもらいたいですね。

■和音を聴き分ける敏感な耳を育もう

曲に使われている音は、調性ごとにある程度決まっています。たとえば「ハ長調の音階」は、ハ長調の曲に使われる「音のまとまり」を整理したものです。それらが作り出す響きの種類や流れが和音や和音進行と呼ばれます。

つまり、和音に敏感になれば響きのストーリーがわかり、ベースにある「音のまとまり」も把握できるようになるため、取り組んでいる曲の調性を感じ取りやすくなるのです。

和音の響きを聴き分ける敏感な耳を育むことを常に念頭に置きながら、6つの着眼点をポイントにレッスンを進めてみてください。バッチリ調性感が身につくはずです。

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9月

モーツァルトの描く響きは~時代楽器の響きを知る・その2~

前回のこのコーナーでは、モーツァルトのイマジネーションの源泉にあるのは、私たちに馴染み深いモダン・ピアノの響きではなく、チェンバロから発達して間もないピアノフォルテの響きです―――ということで、モーツァルトはアンドレアス・シュタインとアントン・ヴァルターという2人の楽器制作者の手によるピアノフォルテを好んでいました、ということをご紹介しました。
当代きっての人気の「作曲・演奏家」であったモーツァルトには、おそらく数多の楽器制作者たちから試弾の依頼が殺到したでしょうし、また、モーツァルト自身も好奇心の赴くまま自ら出向いてでも楽器を試していた、というのは想像に難くありません。

前回ご紹介したアンドレアス・シュタインという楽器制作者のピアノフォルテは、モーツァルトの創作活動に大きく影響した楽器です。旅の途中で出会い、父レオポルトに「シュタインの楽器は断然素晴らしい!とにかく今までの楽器とは全然響きが違う!ぜひ買いましょう!」というような熱烈な手紙を送るほど感激した、という逸話があります。(対してレオポルトは冷静に「良いのは認めるけど高いからダメ」といったようなメッセージを返したそうです…残念。)

そして同じく前回ご紹介したアントン・ヴァルター制作のピアノフォルテは、ウィーンで活動を始めたモーツァルトが、自身で初めて購入した楽器です。ザルツブルクから追い出されるように出てきたウィーンで、モーツァルトがその活動を託し、またその活動に寄り添っていた楽器と言えるでしょう。
なお、このようなモーツァルトとピアノフォルテとのかかわりについて、詳しくは『モーツァルトとヴァルター・ピアノ』(久元祐子著・学研プラス刊)をご覧ください。

そして、いよいよ来月、アンドレアス・シュタイン・モデルとアントン・ヴァルター・モデルのピアノフォルテ(レプリカ)が、五反田に登場します。現代の制作家の手で復刻された楽器ではありますが、モーツァルト作品の軽快さや宝石のような輝きを、当時愛されたであろう響きで堪能できるめったに無いチャンスです。ぜひお運びください。(か)

久元祐子レクチャー・コンサート
モーツァルトが愛したピアノフォルテの響きーヴァルターとシュタインー
(名器から生まれた名曲を聴く)

日時:2017年9月29日(金) 19:00開演(開場18:30) 全席自由 3,800円(税込)
会場:東京・五反田文化センター 音楽ホール

●お問合せは
株式会社学研プラス 音楽・キャラクター事業室
TEL:03-6431-1220 MAIL:music-info@gakken.co.jp
http://www.gakken.jp/ongaku/moz/

●チケット取り扱い
・チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード 328314) 
 http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1714601
・東京文化会館チケットサービス TEL: 03-5685-0650(オペレーター対応)
 営業時間10:00〜19:00(休館日除く)http://www.t-bunka.jp/

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8月

モーツァルトの描く響きは~時代楽器の響きを知る・その1

突然ですが、読者の皆さまはチェンバロの音を聴いたことがありますか?担当(か)は初めてチェンバロの音を聴いたときの衝撃が忘れられません。これまで親しんできたピアノ(いわゆるモダン・ピアノ)とまったく異なる新鮮な響きは、同じようなかたちの楽器から出た音とは思えず、まさに「目からウロコ!」的な鮮烈な感動を覚えたものです。そのとき聴いたのはバッハだったかスカルラッティだったか、いわゆるバロック時代、チェンバロを使っていたと思われる作曲家の作品でしたが、直後、スカルラッティのソナタで受験した実技試験の成績が生涯一良かったのは、その経験があったからかも。←自慢

それはさておき、チェンバロからモダン・ピアノへの発達の過程では、さまざまな楽器が産みだされ、もてはやされては忘れられていきました。その中の1つに「ピアノフォルテ」があります。イタリアのチェンバロ制作家クリストフォリが1700年ごろに開発した「グラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」がピアノフォルテの出発点とも言われますが、以降、楽器制作者たちは当時の「作曲・演奏家」と共に鍵盤楽器の開発と制作にしのぎを削ります。これがピアノフォルテの発達と全盛の時代であり、そのままモーツァルトの時代に重なります。モーツァルトはその生涯において、ピアノフォルテのみならずさまざまな鍵盤楽器に接していますが、そのイマジネーションの源泉にあるのは、私たちに馴染み深いモダン・ピアノの音ではなく、チェンバロに近いピアノフォルテの音と響きです。

モーツァルトお気に入りのピアノフォルテには、アンドレアス・シュタイン制作のものと、アントン・ヴァルター制作のものがあります。現代の制作家の手で復刻されたものではありますが、この2台が初秋の五反田に登場します!実際の音を聴いてみると、モーツァルト作品の軽やかさ、硬質な輝きをより深く理解できると思います。モーツァルトが愛したピアノフォルテの響きを愉しめる貴重な機会、ぜひお運びください!(か)

久元祐子レクチャー・コンサート
モーツァルトが愛したピアノフォルテの響きーヴァルターとシュタインー
(名器から生まれた名曲を聴く)

日時:2017年9月29日(金) 19:00開演(開場18:30) 全席自由 3,800円(税込)
会場:東京・五反田文化センター 音楽ホール

●お問合せは
株式会社学研プラス 音楽・キャラクター事業室
TEL:03-6431-1220 MAIL:music-info@gakken.co.jp
http://www.gakken.jp/ongaku/moz/

●チケット取り扱い
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・東京文化会館チケットサービス TEL: 03-5685-0650(オペレーター対応)
 営業時間10:00〜19:00(休館日除く)http://www.t-bunka.jp/

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7月

さまざまな調性を感じ取ってみよう ~調性には色がある?~

前回のこのコーナーでは、24調のピアノ曲を書いた作曲家と、その作品集をご紹介いたしました。調性によって雰囲気が異なることを、感じ取っていただけたと思います。明るい雰囲気、楽しい雰囲気、悲しい雰囲気、哀愁漂う雰囲気……いろいろありますね。
読者のみなさんのなかにもいらっしゃるかもしれませんが、調性に色を感じるという音楽家もいるようです。たとえば「ハ長調」、みなさんは何色に感じますか?

<ハ長調の音階と主要三和音>

<ハ長調の曲>

●モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545 第1楽章
●ベートーヴェン:交響曲第5番〈運命〉 第4楽章
●ラヴェル:ボレロ

など

ハ長調の色について、作曲家のリムスキー=コルサコフは“白”、スクリャービンは“赤” を感じるとコメントを残しています。

“白”を感じる理由は、ハ長調が基本の音階であることに加え、ピアノだと白鍵のみを使うことなどからと言われています。リムスキー=コルサコフのほか、多くの音楽家もそのように感じているようです。

“赤”を感じる理由は、7色の虹と7音の音階(ドレミファソラシ)が対応するからとも言われています。ちょうどどちらも7つなので、説得力があるように感じますね。

虹の色
ド(ハ長調) …赤色
レ(ニ長調) …オレンジ色
ミ(ホ長調) …黄色
ファ(ヘ長調) …緑色
ソ(ト長調) …青色
ラ(イ長調) …紺色
シ(ロ長調) …紫色

最後に、いくつか曲をご紹介しますので、ぜひ色を想像しながら聴いてみてください♪

●【ニ長調】シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲
●【ホ長調】ショパン:別れの曲
●【ヘ長調】ベートーヴェン:交響曲第6番〈田園〉 第1楽章
●【ト長調】チャイコフスキー:バレエ組曲《くるみわり人形》より 第2曲〈行進曲〉
●【イ長調】モーツァルト:クラリネット五重奏曲(第2楽章はニ長調)
●【ロ長調】ビゼー:4手連弾のための《子どもの遊び》より 第3曲〈お人形(子守歌)〉

 NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリー)で聴くことができます! http://ml.naxos.jp/

調性についてくわしく知りたい!体感したい!という方におすすめ

【書籍】吉松隆の調性で読み解くクラシック  
(吉松 隆 著/ヤマハミュージックパブリッシング 刊)

【楽譜】シャープとフラットのピアノ名曲集(全3巻)
(黒田篤志 編/学研プラス 刊)

ピアノの名曲を弾きながら、いろいろな調性を体感できる、新しいタイプのピアノ名曲集です。2人のねこさんがガイドとなり、調性に関するポイントを楽しく学ぶことができます。

STEP1は「調号3つまで」、STEP2は「調号4つから」、STEP3は「24調」のピアノ名曲を収録。

■STEP1:菊倍判/ 64頁/本体価格1,200円(税別)
■STEP2:菊倍判/ 68頁/本体価格1,200円(税別)
■STEP3:菊倍判/ 80頁/本体価格1,300円(税別)

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5月

“オリジナルの声”を探す ~作曲家へのリスペクト~『名器から生まれた名曲』シリーズのレクチャー・コンサート、開催決定!


▲久元祐子

▲ヴァルター・ピアノ
(1795年モデル ペトロゼッリ制作)


シュタイン・ピアノ
(1788年モデル ズッカーマン制作)

去る2月12日、ベーゼンドルファー東京ショールームで『名器から生まれた名曲』シリーズでおなじみの久元祐子先生による“楽器からアプローチする演奏法”セミナーが開催されました(主催:銀座山野楽器本店)。会場は、国内最大の展示台数と主要なラインアップを揃えた、ピアノ工房併設のベーゼンドルファー専門ショップ。ベーゼンドルファーが何台も並ぶフロアです。このような素晴らしい会場で〈リストとベーゼンドルファー・ピアノ〉の世界が実現したのです!これぞ至福のひと時。ベーゼンドルファーのまろやかな音で聴くリストは、“ヴィルトゥオジティ的”とはまた違う魅力がひき出されているように感じられました。
このセミナーは、久元先生のトークにベーゼンドルファー技術者の方が加わってくださったり、終了後に試弾会も行われたりするなど、会場の特性を生かし“ピアノそのもの”にフォーカスした特別な内容でした。

このように『名器から生まれた名曲』シリーズがタイトルどおりに再現される機会というのは、残念ながら滅多にありません。書籍化にあたっては、歴史的楽器の音がイメージしやすいよう、グラビアで、解説で、楽譜の演奏法で…と手を尽くしてはいるのですが、やはり実際の音を聴く体験に勝るものはないでしょう。先日、テレビ番組「マツコの知らない世界」に出演したピアニストの清塚信也さんが「演奏には作曲家へのリスペクトが必要で、そのために作曲家が生きた背景を知る」というようなことをおっしゃっていましたが、まさしくそのとおりで、私たちはモーツァルトの“オリジナルの声”を現代のピアノで再現することに対して、もっと深い理解と努力が必要なのかもしれません。
そこでこのたび、久元祐子先生をお招きして〈モーツァルトとヴァルター・ピアノ〉を実現するレクチャー・コンサートを開催します。場所は東京・五反田。ピアノフォルテの華奢で、繊細で、軽やかな音によってモーツァルト時代の響きが再現されます。貴重な機会です!ぜひ会場へお運びください。(か)

久元祐子レクチャー・コンサート
モーツァルトが愛したピアノフォルテの響きーヴァルターとシュタインー

日時:2017年9月29日(金) 19:00開演(開場18:30) 全席自由 3,800円(税込)
会場:東京・五反田文化センター 音楽ホール

●お問合せは
株式会社学研プラス 音楽・キャラクター事業室
TEL:03-6431-1220 MAIL:music-info@gakken.co.jp
http://www.gakken.jp/ongaku/

●チケット取り扱い
チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード 328314) 
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1714601

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4月

オザワ部長 待望の新刊サヨナラノオト ブラバンガールズの約束


活水高等学校(長崎県)

玉名女子高等学校(熊本県)

藤村女中学・高等学校子(東京都)

先輩や友だち、先生と交わした約束を果たすため、吹奏楽コンクールいう舞台に臨む少女たちの物語。藤重佳久先生が2015年に吹奏楽強豪校、福岡県精華女子高校から長崎県の活水高校に指導の場を移し、赴任からわずか7か月で奇跡の全国大会初出場を成し遂げた。そこからさらなる目標、全国大会金賞を目指した2年目の夏。4月の震災後の熊本から、思いを込めた音楽を届けるために頑張る熊本県玉名女子高校。そしてわずか11人でコンクールに挑む、名指導者、都賀城太郎先生率いる東京都藤村女子中学高校ー3つの“ブラバンガールズ” の日々、その感動のドキュメンタリーです。

「あるある吹奏楽部」「きばれ!長崎ブラバンガールズ」「吹部ノート」のオザワ部長が何度も九州の地へ足を運び、誠心誠意、生徒や先生に接して長期密着取材を敢行しました。部活動だからこそ、否応なく訪れる「サヨナラ」のとき。それはコンクールの終了であったり、卒業であったり、退部であったりもする。ときには予想だにしなかった悲しい別れも。そして奏でるサヨナラの音楽、「サヨナラ・ノ・オト」。そこにはきっと、明日への希望を見ることができるでしょう…。

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3月

春爛漫。進学、進級のこの時季に、生徒さんの変化を上手にとらえてピアノ・レッスンにも生かしたいですよね。こんなときだからこそ、新しい教材を導入するチャンスかも!?というわけで…

レッスンの副教材、どうしましょう?

ここでは、レッスンでピアノを弾くこと以外に使う…つまり“ピアノを演奏しない「教材」” を『副教材』と呼びたいと思います。具体的には

ソルフェージュ教材・教本ドリル・問題集教具(カードやボード)

…といったところでしょうか。
こういった副教材には、ちょっとした“つまずきのタネ”となるニガテ克服、レッスンでのちょっとした気分転換、また空き時間や自宅での自習用…などなど、いろいろな用途が考えられますね。そこで、簡単にですがジャンル別にご紹介したいと思います!

1 ニガテ克服・ソルフェージュ…視唱、聴音、リズム練習など複合的な要素から成るソルフェージュは、譜読みのためにもぜひ取り入れたい分野です。弊社のライン・アップの《ソルフェージュ ドリル》シリーズなら“書く” だけではなく「うたう」ための新曲視唱の譜例、「聴く&書く」ための指導者用聴音譜もついていてマルチに対応できます♪

ピアノ教室テキストソルフェージュドリル ①~④ピアノ教室テキストソルフェージュドリル 幼児版

2 ニガテ克服・譜読み…ソルフェージュの分野のなかでも特に“五線を読むチカラ” を養いたいなら、『みんなだいすき! おんぷカード』が断然おススメ! 封入されている「おススメの使い方」に沿うのがやっぱり◎です。『みんなだいすき! けんばんボード』を併用すると、読んだ譜を鍵盤で再現するチカラがつきます。

みんなだいすき!おんぷカードみんなだいすき!けんばんボード 改訂版

3 気分転換・ドリル…楽譜についてのあれこれに取り組んでもらって気分転換!レッスンに生かしましょう!《 おうちでもできる! おんがくドリル》のシリーズなら自宅で自習も可能。ある日、ふと生徒さんの知識が増えている事に気付く…なんてステキじゃないですか?。

予習と復習のためのおうちでもできる!おんがくドリル1予習と復習のためのおうちでもできる! おんがくワークブック1

そのほかにも、連絡帳代わりのレッスンノートを取り入れてみる、月謝袋をちょっと変えてみる…などなど、ぜひピアノ・レッスンにも“新学期気分”を取り入れてください!(か)

詳しくはこちらから!

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2月

おしゃれなプログラムが作れる文字&パーツイラスト集活用アイディア

『おしゃれなプログラムが作れる文字&パーツイラスト集』を使った、教室運営に役立つアイテム例を、本書の使い方とともにご紹介します。発表会プログラムはもちろん、アイディア次第でさまざまなアイテムに活用できるイラストが満載ですので、参考になさってください♪

①イラストのテーマを選ぶ

上品×手描き風

上品なモチーフと手描き感の絶妙なコラボレーション。世代を問わず、通年楽しめる使い勝手の良いイラストです。

ロマンティック×素材感

レースやリボン、お城などのロマンティックなモチーフが中心。布地のような素材感はあたたかみを感じます。

メルヘン×カラフル

ポップな雰囲気とビビットな色合いが特長的。子どもにも大人にも喜んでもらえるようなかわいらしさです。

水彩×はなやか

見ているだけで優しい気持ちになれる、ふんわりやさしい色合い。お花のイラストがはなやかに咲き誇ります。

②イラストをチョイス

Base土台となる背景やフレームなどのイラスト

Letter大きなタイトルにピッタリの文字イラスト

Decoモチーフやあしらいなどの飾りイラスト

③ 組み合わせる

上品×手描き風
BaseLetterDeco

作成アイテム:発表会プログラム
<Point> Base、Letter、Deco 3種類すべてのイラストを使って、ゴージャスな印象に!

ロマンティック×素材感
LetterDeco

作成アイテム:名刺
<Point> 文字イラストを組み合わせて教室名を作ってみましょう!

メルヘン×カラフル
BaseLetter

作成アイテム:招待状
<Point> ハガキなどに印刷しても◎

水彩×はなやか
BaseDeco

作成アイテム:教室パンフレット
<Point> 発表会プログラムの中身を変えれば、教室パンフレットにも!

新刊発刊記念SNS キャンペーン開催中!

おしゃれなプログラムが作れる文字&パーツイラスト集 SNSキャンペーン 詳しくはこちらから!

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1月

ピアノの先生のためのイラスト集 おんがく通信限定オリジナルレシピ Part.2

『ピアノの先生のためのイラスト集』を使った、オリジナルレシピをご紹介いたします!今回は生徒募集シーズンにお役立ていただけるアイテム2種類をご用意しました。
編集部一同、ピアノの先生方の生徒募集を全力で応援しております!
※「Microsoft Word」を使った解説方法をご紹介しています。

Recipe1
大切に保管したくなる! 教室パンフレット
Size:A4(210mm×297mm)/両面印刷/二つ折り


『ピアノの先生のためのイラスト集 教室運営編』の中でも特に人気の高い、草花モチーフのポスターに使用されているフォーマットのイラストを使った、教室パンフレットです。表紙のイラストは「イラストカタログ」には収録されていませんが、「フォーマット」のワードデータ上に配置されています。このように、フォーマット上に配置されているイラストも、コピー& ペーストすれば自由に使うことができます。やり方は、フォーマット「21-01」を開き、イラストを選択してコピー、新規作成した別のワードデータにペーストするだけ♪
教室の規約が記載されているパンフレットは、保護者の方にきちんと目を通していただきたいですよね。ピアノがにっこり微笑むかわいいパンフレットなら、保護者の方もきっとしっかり読んで、大切に保管してくれるはず!

使用イラスト
❶ 47-02  
❷ 21-01(フォーマット・データ上に配置されているイラスト)
❸45-01 ❹ 40-02

Recipe2
気軽に渡せるのが魅力♪ ミニチラシ
Size:91mm×55mm(1 枚あたり)/ A4 用紙10 面付け


Recipe1 でご紹介した教室パンフレットとおそろいのイラストを使った、ミニサイズのチラシです。ポスターやチラシ、教室パンフレットなどは、なるべく同じ系統のイラストを使うと統一感が出て、見る人の印象にも残りやすくなるのでおススメです。まず『教室運営編』のフォーマット「22-01」から変更するイラストを削除します。続いてフォーマット「21-01」を開き、ミニチラシに入れるイラストをコピーし、「22-01」にペーストしましょう。「名前を付けて保存」をして、印刷。グレーの点線に沿ってカットすれば完成です。
かさばらないミニサイズなので、名刺代わりにサッと渡せるのが魅力です。

使用イラスト
❶ 21-01(フォーマット・データ上に配置されているイラスト)
使用フォーマット
❷ 22-01

※全て『教室運営編』に収録されています。

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