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(明治学院大学准教授:石井久雄)
下校方法によって、学校対応への保護者の評価に違いがあるのかをみてみよう。図4-10は、下校方法別に、「震災の日の下校に関して先生や学校の対応は適切であった」と思うかについての結果を示したものである。
図4-10.下校方法別にみた「学校対応の適切さ」
それによると、「引き渡し」により帰宅した子どもの保護者のうち88.9%の者が、「学校の対応が適切であった」(「とても適切であった」と「まあ適切であった」の合計の割合)と回答している。また、「集団下校」により帰宅した子どもの保護者のうち76.3%の者が、「学校の対応が適切であった」と回答している。
「集団下校」よりも「引き渡し」により帰宅した子どもの保護者の方が、そうした下校方法を選択した「学校の対応が適切である」と思っていることが分かる。