図M-① お年玉をもらった者の割合(全体、学年別)
2011年の正月に、お年玉をもらった者の割合をみてみると(図M-①参照)、小学生全体では、95%以上の者が、お年玉をもらっている(95.8%)。学年別にみると、1年生では、9割を切るが(89.3%)、他の学年では、95%を越えている。このように、多くの小学生がお年玉をもらっており、お年玉は、小学生にとって馴染み深い年中行事であるといえよう。なお、2012年の正月に、お年玉をもらえそうかの予想についても、同様の傾向がみられた(図M-②参照)。子どもたちは、2011年と同じように、2012年も期待できると信じているようである。
注)この調査は、2011年12月下旬に行った。
(明治学院大学教授:石井久雄)
図M-② お年玉をもらえると<予想>する者の割合(全体、学年別)