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図M-⑥ お年玉の平均金額の推移(全体)
学研がこれまで調査してきたデータをもとに、お年玉の平均金額の約20年間の推移をみてみることにしよう。お年玉の平均金額は、1992年から1995年にかけては、2万3千円台~2万4千円台で推移していた。1996年以降は、減少傾向になり、2万円台~2万1千円台で推移することが多かった。しかし、今回(2011年)は、2万3千473円となり、前回(2006年)と比べ、2千円以上も大幅に増加している。
今回のお年玉の平均金額が、約20年前の水準に回復したことを巡っては、おこづかいの金額が過去最高を記録したことと関連があるのかもしれない(図J-①参照)。いずれにせよ、これからも、お年玉の金額の推移を定点観測していく必要がある。
(明治学院大学教授:石井久雄)