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【図5-⑦】土曜授業に対する要望(お子さま・保護者の方)
【図5-⑧】土曜授業に対する要望(お子さま)
【図5-⑨】土曜授業に対する要望(保護者の方)
小学生に「あなたは、土曜日をどんな風に過ごしたいと思いますか?」という質問を、保護者に「あなたは、お子さまに土曜日をどんな風に過ごしてほしいとお考えですか?」という質問を行った結果が、【図5-⑦】~【図5-⑨】である。そのうち、小学生と保護者の集計表である【図5-⑦】から、双方の要望の違いが浮き彫りになった。まず、小学生自身は、「一日自由に過ごしたい」が77.4%と圧倒的に高く、「スポーツや音楽などの習い事に通いたい」(16.4%)、「午前のみ授業で午後は自由がよい」(11.2%)と続き、「月~金と同じく学校の授業を受けたい」との回答は7.0%と低い。一方、保護者については、「午前のみ授業で午後は自由がよい」が39.1%と最も高く、「一日自由に過ごさせたい」は29.8%で2番目で、続いて「スポーツや音楽などの習い事に通わせたい」(25.8%)、「月~金と同じく学校の授業を受けさせたい」(21.8%)であった。土曜授業を希望するという小学生の声は多くはなかったが、保護者としては午前のみなら土曜授業を希望するという声が多いことが分かる。小学生の男女別・学年別の回答状況を示した【図5-⑦】を見ると、学年ごとの分散(ばらつき)が大きい項目が多いものの、男女間で比較した場合、「午前のみ授業で午後は自由がよい」に関しては概ね女子の方が男子より高い傾向が見られる。保護者についての状況を示した【図5-⑧】からは、男女ともに、低学年で「一日自由に過ごさせたい」が高い一方で、中学年以降はその比率を「午前のみ授業で午後は自由がよい」とする比率が上回っていく傾向が見られる。