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【図5-⑯】学校での防災訓練・危機対策
「あなたの学校では、防災訓練や防災についての授業で、いざというときの危機対策を教えてもらっていますか?」との質問に対する回答結果が【図5-⑯】である。それによると、「地震」が90.0%と最も高く、「誘拐・傷害などの事件」(37.2%)、「台風」(24.4%)、「大雨」(19.0%)、「津波」(16.7%)、「停電」(5.6%)、「土砂災害」(5.1%)と続く。防災訓練・危機対策については、居住地域ごとにいくつかの特徴が見られる。たとえば、「地震」については、東日本大震災の影響もあり東北で98.3%と他地域より高くなっている一方、中国・四国と九州・沖縄で他地域より若干低いという結果が出た。過去における地震の頻度が影響している可能性がある。「津波」については、東海で高くなっており、東海地震の発生に備えた対策であると考えられる。「台風」についても、過去の被害頻度との関係で、西日本地方で高い半面、北海道や甲信越・北陸で低くなっている。