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【図5-⑥】現在利用しているもの、中学生になったら利用したいもの ※複数回答
小学6年生が実際に使っていた電子機器と、中学に進学したら使いたいものを子ども本人に聞いた結果が、上記グラフの青と赤の棒グラフ。また保護者に、中学生になったら使ってもよい、また使えるようになってほしいものを聞いた結果が折れ線グラフだ。
全体として小学生が最も親しんでいたのは、携帯ゲームプレーヤーで6割を超えている。以下、据え置き型ゲーム機、ノートパソコン、従来型のケータイ電話と続いている。まだスマートフォンは子供向けとあわせても14.6%となっている。
これが、「中学生になったら使いたい」になると、一気に増加して一般向け42.6%、子供向け17.2%と合わせてスマホは59.8%、約6割の子どもがその利用を希望している。一方、保護者はまだそこまで、スマホ利用を認められないようで、一般向け15.4%、子供向け9.4%、合わせても24.8%でしかなく、6割を超える子どもの希望とはかけ離れている。
【図5-⑦】現在利用している電子機器の種類(子ども) ※複数回答
小学6年生が使っていた電子機器を、性別、利用時間、進学先、就寝時刻の集計軸でクロス集計してまとめたのが上記の図表だ。ゲーム機が携帯、据え置きともに男子、携帯音楽プレーヤーは女子とそれぞれ約10%近く、男女差が出ている。また、電子機器の利用時間が最も長いH層ではスマートフォン(一般向け、子供向け合計)21.5%と、一番高い数値を示している。就寝時刻でも、最も遅い11時以降の層でスマートフォンは合計18.8%、最も早く寝る層の合計11.8%とかなりの差がついていた。
進学する中学校で見てみると、都市部に多く「中学受験」が必要な「公立(3年制)以外」に入学予定の子どもたちは、「電子辞書」「従来型携帯電話」で、ほかの層にくらべかなり高い割合を示している。また、ゲーム機、タブレットは低い値だが、デスクトップ、ノートともにパソコン、スマホは高めで使っているようだ。