TOP > 研究分野 > 教育情報研究分野> シリーズ「教育大変動」を語る
藤田英典
国際基督教大学 大学院教育学 研究科教授
1944年生まれ。専攻は教育社会学。
東京大学教授・教育学部長を経て、現職。著書に「教育改革」(岩波新書)、「新時代の教育をどう構想するか?」(岩波ブックレット)、「義務教育を問いなおす」(ちくま新書)ほか
第2回
昨年10月26日の中央教育審議会の答申「新しい義務教育を創造する」には、義務教育国庫負担制度のほかにも重要な提案がなされている。それが「義務教育の構造改革」である。実際に審議に費やされた時間は前者の半分に満たないにも係わらず、後者は今後の義務教育の姿を大きく変えるほどの意味をもつ。今回は、先月に引き続き藤田英典国際基督教大学教授に「義務教育の構造改革」の課題は何か。また、その背景にあるものとは何か、じっくりと語っていただいた。
聞き手:古川隆
(学研教育総研・教育情報編集室長)