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【図10-①】学校に行くのが嫌だなと思う日について
今の小学生たちは楽しく学校へ通えているのだろうか。
「あなたは、学校に行くのがいやだなと思う日がありますか?」という質問をして回答を得た結果が上の【図10-①】だ。
毎日の登校について質問したところ、「学校に行くのが嫌だなと思う日がある」と答えたのは全体で11.2%、「ときどきある」と答えた子どもが42.1%。両者を合わせた『ある・計』は53.3%で、半数以上の子どもが「学校に行くのが嫌だな」と思う日があることがわかった。
学年別の変化をみると、「ある」「ときどきある」と答えた1年生が43.5%だったのに対し、3年生では54.5%、6年生では57.5%となっており、学年があがるにつれ、「学校に行きたくない」と思う子が増えているのが読み取れる。
文部科学省の「平成26年度学校基本調査 」では、小学生の不登校は前年より3000人増えて2万4000人(中学校は前年比4000人増、9万5000人)と増加傾向にあることが示されている。不登校とまではならなくても、何らかの登校したくない理由を抱えている小学生が多くいることが本アンケートからも伺える。