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【図10-③】自分(好き・嫌い)
「あなたは、今の自分のことが好きですか。嫌いですか。」という質問をした結果が上の【図10-③】だ。
「好き」(31.6%)と、「どちらかといえば好き」(44.4%)を合わせた『好き・計』は76.0%で、全体的に自分のことを肯定的にとらえていることがわかる。
しかし、2011年12月調査の結果では、「好き」は21.8%、「どちらかといえば好き」は71.3%、両者を合わせた『好き・計』93.1%の子どもが自分のことを好きと回答していた。
つまり、5年前の調査と比べて、自分のことを好きと思える子どもが17.1%減少したことになる。
また女子では高学年になるにつれて、「好き」「どちらかといえば好き」の合計が低くなる傾向にある。これは2011年12月調査ではみられなかったことである。高学年の女子の自己肯定感が低くなる背景には、何があるのか、他の調査なども合わせて考えてみる必要がある。