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小学生白書Web版 2015年10月調査

【調査テーマ】「小学生の生活・学習・人間関係等に関する調査」

【特別編/自尊感情、いじめなど】
・自分の好きなところ
★自分の「顔」や「スタイル」も、自分を好きになる大事な要素

【図10-④】自分(好きなところ)

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【図10-④】は「あなたが自分の中で好きなところはどこですか。あてはまるものをすべて選んでください」という質問をした回答だ。

全体的に、自分の好きなところは、「友だちと仲がいいところ」が45.4%で最も高く、以下、「性格」(23.3%)、「好きなところはない」(19.1%)、「スポーツが上手いところ」(15.4%)と続く。

対人関係が良好であることが、自分を好きである要素の大きなウェイトをしめていて、「顔」と「スタイル」といった容姿に関する項目も自分を好きかどうかの大事な点であることがわかった。
特に1年生女子では、「顔」(23.0%)が、「性格」(21.0%)を上回っている。こうした傾向は、いまどきの子どもらしいといえるかもしれない。

「スポーツが上手いところ」と運動神経の良さをあげたのは、男子の1~2年生、4~6年生が平均値を上回っている。「成績がいいところ」を選んだのは、学年別男女別で6年生男子がもっとも多く、1~3年生男子と5~6年生女子が平均値以上である。

回答者の約2割が「好きなところはない」という点も見逃せないが、次の項目の「自分の嫌いなところはどこですか」の質問では、“嫌いなところはない”が約5割なので、自分のことを好きでも嫌いでもないと思っている子も多くいることが読み取れる。

小学生白書Web版 2015年10月調査